2016年8月17日、沖縄は晴れ~雨です。沖縄はお盆で休みです。
今年の夏は、群の調子が異常に良いので浦添市でハチミツ採ることにしました。沢山採蜜するには強群の育成・維持(分蜂制御)が必須ですが、面倒なことが嫌いな私は「楽に分蜂を制御できる方法」を探してみました。 しかし、現在の所、どんな方法であれ最終的に分蜂を制御するには丁寧な内部検査が必須でした。楽してハチミツは採れないという事ですね。
情報:An Apiary Guide to Swarm Control(PDFファイル)は分蜂制御について幅広く丁寧に解説しており、色々な知識の復習に役に立ちました(養蜂上級者向けの内容です。デマリーメソッド・その他の方法の図解あり)。
試験中の共有餌場の状況です。砂糖水は5L位残っていました。
飲み残しの砂糖水が腐っているようでミツバチは少ししか来ていませんでした。 一部の群は、貯蜜スペースが無くなるほど砂糖水を巣脾枠に貯め込んでいました。弱群は餌不足に成らない程度に貯蜜を持っていました。 |
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コガタスズメバチは6匹掛かっていました。 | |
今回、偶然にも網に草が引っ掛かっておりそこから大量のアリが砂糖水容器に侵入していました。 | |
アリ除けに水を張っていましたが、アリは死を恐れず水面を渡りを試み、一部が金網まで到達していました。
落ち葉により水深が浅くなった所を集中的に狙って水を渡っていましたが、溺死しているアリの数が半端じゃないです。 アリの数が多すぎて厄介なので、水受けをさらに大きくしないとダメな様です(このままアリを駆除し続ける選択肢もあり)。 |
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前回、分蜂した群の様子を見てみました。
西洋ミツバチ掲示板にて「給餌により稀に逃避が起こる事がある」とハッチ@宮崎様からお聞きしたので、もしかしたらこの群は分蜂じゃなく逃避かな?と考えていました。 |
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内部検査したところ新女王蜂が居ましたので、今回は単なる分蜂だったようです。オス蜂が少ない中、みごと交尾に成功したようです。 | |
主力養蜂場でコガタスズメバチをちょくちょく見かけたので、養蜂場に放置していたコガタスズメバチ捕獲器を巣箱に再設置しました。今年はコガタスズメバチが来るのが早いと感じました。
また、主力養蜂場にも共有餌場を置く予定です。スズメバチが沢山取れるので役に立ちそうです。 |
現在まで共有餌場の感想:①巣箱内給餌に比べ給餌効率がとても悪い。 ②群の規模により給餌格差が酷い。 ③コガタスズメバチ取れ過ぎ。 ④アリが命を懸けて砂糖水に特攻してくる。 ⑤超大型の害虫駆除器としては有効に機能してる。