盗蜜とは、ミツバチが他群の貯蜜や給餌した砂糖水を盗む行為を言います。ただ、西洋ミツバチはある程度自由に他群に出入りしているので、日常的にお互い盗蜜をしている状態だと思われます。
弱群は門蜂が少なく盗蜜に弱いので、強群の近くで弱群を飼育する時は注意が必要です。群に力の差があり過ぎる場合、一方的に貯蜜を盗まれます。
ここでは私の経験を元に盗蜜対策を記載していますが、他にも良い情報がありましたので、それらを混ぜて記載します。
以上が盗蜜対策になります。個人的には群合同による弱群の強化がお勧めです。 なぜなら、弱群は盗蜜被害以外にも天候の変化・他の害虫(アリや巣虫等)に弱く全滅しやすいからです。
近くに大きな養蜂場があると盗蜜が過酷を極める場合があります。盗蜜蜂が多過ぎると巣箱内が戦闘状態となり、弱群は盗蜜軍団に滅ばされてしまいます。 余りにも盗蜜蜂が多い時は、盗蜜蜂を大量捕獲することで盗蜜蜂を減らす事ができます。ただ、盗蜜蜂の生け捕りは他の養蜂家から働き蜂を盗む行為になるので乱用は禁物です。
盗蜜蜂の捕獲方法は、超大型スズメバチトラップの網目を小さくすることで作れます。
情報元①養蜂掲示板の盗蜜対策について
情報元②養蜂掲示板の盗蜜について
情報元③Honeybees, Pollination and Livelihoods.