Ltl製トレイルカメラの簡易操作方法です。 これさえ知っていれば問題無いという情報だけを説明しています。

最近の機種は、PCで設定を変更したりネットワークに接続できたりするみたいですが説明が長くなるので省いています。

Ltl製トレイルカメラ
Ltl製のトレイルカメラは、上位機種でも基本的な操作・設定方法は同じです。

画像のLtl6210という機種は、ネットワーク機能に対応しており撮影された映像をスマホに送る事もできるそうです。

トレイルカメラは、直射日光に長時間当たる場所や、枝などが風で頻繁に動く場所には不向きと書かれています。

外観の説明は図の通りです。 通常使う場所は、赤字の所のみです。

電池を4つ入れる場所、SDカードを刺す場所、ON/TEST/OFFのスイッチを頻繁に使います。

*電池は4個で動きます。
*SDカードは32Gまで対応
*SDカードは最初だけフォーマットが必要

これはTESTモードの画面になります。 TESTモードへは、ON・TEST・OFFのスイッチを「TEST」に合わせます。

各モードの説明:

ON: スイッチをONにするとLED部分が数秒点滅後に自動撮影状態になります。 自動撮影中は操作が出来ません。

TEST: 唯一本体の操作ができる状態になります。TESTモードで撮影設定や撮影した画像を確認する事ができます。

OFF: 本体の電源を完全に落とします。SDカードや電池交換の際にスイッチをOFFにします。

TEST時の操作になります。 任意に撮影したり、撮影した画像を見る事ができます。

MENUボタンを押せばセッティングモードに出入りできます。

セッティングモードでの操作方法です。 画面に表示される設定項目を選び、設定を変更し、OKボタンを押すだけと行う事はシンプルです。

各設定項目の詳細は、下で説明します。

セッティングモードの操作の流れです。

①カメラスイッチを「TEST」にする。

②MENUボタンを押す。

③設定項目を選ぶ。

④設定を変更する。

⑤OKボタンを押し、変更した設定を保存(確定)する。

⑥設定が終わったら、カメラスイッチをONにして撮影(自動撮影)を始める。

下記はセッティングモードの各設定項目になります。

設定項目
設定名 設定項目 説明
Mode Camera, Video, Cam+Video 写真撮影(Camera)、もしくは動画撮影(Video)を選べる。 Cam+Videoは写真と動画を同時に撮影します。

写真撮影だけで良いと思います。

Format Enter SDカードを初期化します。 SDカードを一番初めに使う時に行ってください。

初期化しなくても問題無い事が多いです。

Photo Size 2MP, 5MP, 12MP 撮影する写真の画質の良さになります。 数字が大きい程、画質が良くなります(12MPを推奨)。
Video Size 1440X1080, 1280X720, 640X480 撮影する動画の画質の良さになります。初期設定値の1280X720で良いと思います。
Set Clock Enter 日時を設定できます。 犯罪者が映っていた場合、時間は重要な証拠になりますので正しい日時を設定しましょう。

日時設定は、設定項目の移動・変更ボタンで行います。

Picture No. 01Phot, 02Photos, 03Photos 写真を撮影する際に連射するかどうかを設定できます。連射した方がより多くの情報を得られますので、02Phots(2連射)がお勧めです。
Video Length Avi10s, 1-60s 撮影する動画時間です。 動画撮影が長すぎるとSDカードが直ぐに一杯になってしまうので初期値の10秒がお勧めです。 1~60秒の範囲に設定できます。
Interval 1Min, 1-60s 撮影(写真・動画)の間隔になります。センサー反応~撮影終了後、ここで設定した秒数が経過するまでセンサーが反応しなくなります。

初期値は1Min(60秒)に設定されています。 個人的には30秒くらいが良いと思います。

Sense Level Normal, High, Low 動きを感知するセンサーの敏感度になります。 あまり動きが無い所ならHigh設定にし、動きが多い所ではLowにします。初期値はNormalになっています。
Time Stamp On, Off 撮影した写真に日付を付けます。
Timer Off, On 撮影タイマーです。 タイマーで時間を設定すると、毎日その時間に撮影が行われます。
Password Set Off, On パスワードをトレイルカメラに設定できます。 どうせ誰も触らないので設定しなくて良いでしょう。
Serial No. Off, On 撮影した写真に連番を付けます。
Time Lapse Off, On 撮影タイマーと似た機能です。 こちらは設定した時間毎に撮影を行います。 例:1時間に設定すると、1時間毎に撮影がされます。

このモードをONにすると、動きを感知するセンサーが停止するので注意して下さい。

Side PIR On, Off 両サイドに付いている動作感知センサーのON・OFFが出来ます。動作感知範囲が広くなるので、どう考えてもONの一択でしょう。
Sound Setting On, Off Onにすると動画撮影時に音声も記録します。
Cycling Save Off, On OnにするとSDカードが一杯になった際に、新しいデータから消していきます。 ここはOFFが良いでしょう。
Default Set 全ての設定を初期化します。設定をいじり過ぎて訳が分からなくなったら押してみましょう。

初期設定のままでも十分に撮影可能です。

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