隔王籠というのは、女王蜂(西洋ミツバチ)を一時的に閉じ込めたりする養蜂の道具です。 1個400から700円もします。 私なりに苦労して便利な隔王籠のような物を見つけましたので紹介させて下さい。正規品の隔王籠が無い時などにご活用ください。
コレです。 ¥74-という金額が衝撃的ですね。これは釣りの時使う、まき餌を入れる物です。 どのこ釣り具屋でも売っています。 大きさも3~4種類あるので好きな物を選んでください。 これは中くらいの大きさです 更に小さい物もあります。 |
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この撒き餌入れは、穴の大きさを自由に変える事ができます。 ハチが出れない大きさに調整するば、中に女王蜂を閉じ込める事ができます。 すこし空間が広いので、中に巣の切れ端を入れてみました。 注意点は、穴の大きさを調整する時に蜜蜂の手足が穴に挟まれないようにしてください。 |
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意外と高性能で、隙間の幅を調整する事で「働き蜂は出入りできるけど、女王蜂は出る事ができない」という事も可能です。 写真では3mmの隙間なので、働き蜂も出る事ができません。 |
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4mmの隙間だと働き蜂は出入りができます。 隔王板の隙間は5mmなので、4~5mmの幅に隙間を調整すれば女王蜂は出る事ができません。 隙間を調節する事で、1つの籠で二つの役割をこなせます。 |
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改造して更に使い易くしました。ドリルで穴を沢山開け、吊るせるようにナイロンの糸を取り付けました。 |
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画像の一番大きな穴に女王蜂を簡単に入れる事が出来ます。女王蜂を入れた後は、籠の回転させて穴を閉じてください。 |
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数種類の隔王籠持ってますが、一番隅のプラスチックの隔王籠しか使っていません。耐久性や使い勝手の良さが段違いで、一度これを使うと他の隔王籠を使う気になれません。 |
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さらに激安の隔王籠も作ってみました。小さな容器にドリルで穴を沢山開けただけのシンプルな物です。1個25円で作れます。 |
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普通に使えます。 問題は容器が少し柔らかいので、籠が潰れやすい所です。繰り返しの使用は厳しいと思います。 |
工夫次第では、身近な物が臨時の隔王籠になりますが工作する手間暇を考えると、ロケットカゴが一番コストパフォーマンスが高いと思います。
撒き餌用のロケットカゴはアマゾンでも取り扱っているようです。