2016年10月22日 沖縄は晴れです。 最近は、気温が30℃近いので暑いです。
働き蜂が通れる穴の実験が終わったので、次は「王台を保護しない女王蜂生産実験」を開始しました。
実験概要図
王台や女王蜂を過保護しない事により、働き蜂が認めた優秀な女王蜂だけが残ると予想しています。また、働き蜂が女王蜂と接触できるので、女王蜂の体を掃除したりできます。
超大型のスズメバチ捕獲機(笑)の現在の様子です。
ギネス登録を真剣に考えています。 |
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コガタスズメバチが一週間に20~30匹掛かります。なかなか良い仕事をしています。 | |
誘引液は、ぶどうジュースに酒・酢・パン酵母(発酵用)を少し加えたものです。
ペットボトルを開けたままにすると、虫が内部に落ちて溺死するので、網を張りました。 これなら誘引液が腐らず、長く使えるような気がします。 |
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さて、本題の実験に入ります。
変成王台を切り出して、4.8mm穴あき王籠に詰めました。 |
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王台の巣脾部分が小さく、王籠内部に引っ掛からない物は、ネジで強引に固定してみました。これは良いアイディアだと我ながら思いました。 | |
この実験では「分蜂」が気になるので、まず分蜂し難い小さい群で試すことにしました。 この無王群には2個巣枠に挟んで与えました。 | |
次の無王群には、専用の枠に王籠を差し込み3個与えました。 | |
与えて10分後の様子です。王籠内部に2匹の働き蜂が確認できます。 | |
これは働き蜂が不良と見なした王台です。破壊されているのが解ります。 王籠内部の不良王台も、この様に破壊してくれる事を望みます。 |
羽化した女王蜂が、穴から逃げると分蜂の恐れがあります。まずは、羽化したてのお腹の小さい女王蜂が4.8mmの穴から抜けれない事を確認します。