2016年9月13日、沖縄は晴れです。 台風16号が近づいてきています。現在、タイワンモクゲンジが開花中なので直撃しないでほしいです。
共有餌場の検証実験を続けた結果、ある程度の現状が見えたのでまとめたいと思います。
共有餌場は、内部検査が必要な時期(分蜂する春・秋)には有効性が低いと感じました(内部検査の序に給餌もできるため)。 それ以外の季節(主に夏)は、巣箱を開けずに複数群に大量給餌できるため、ある程度有効でした。*ただし、スズメバチも沢山寄ってくるので注意が必要です。
個人的には、共有餌場を使用してもしなくてもどちらでも良いと感じました。このような養蜂テクニックもあると頭の隅に記憶する程度でよいかと(笑) 一応、餌場以外にもスズメバチ捕獲器として使えますが・・・ここまで大型の捕獲器を作るより、市販の製品を買った方が手っ取り早いと思います。
試作1号は以前の台風の強風により倒れていました。
高さがあるのでバケツが空になると風で転倒しやすくなります。 |
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試作2号はミツバチが餌場を認識できていませんでした。又は、現在花が沢山咲いているので優先順位が低い餌場と認識されたのかもしれません。 | |
2週間経過していますが、砂糖水が残っています。 スズメバチは1匹だけ掛かっていました。 | |
巣箱前に仕掛けた小型スズメバチ捕獲器には2匹スズメバチが掛かっていました。
今日は飛んでいるスズメバチを見かけませんでしたが、沖縄はそろそろスズメバチ飛来シーズンになります。 |
今回実験のために試作した共有餌場は、大型スズメバチ捕獲器として養蜂場の中心部に置く予定です。バケツには砂糖水の代わりにスズメバチ誘引液を大量に入れ網をし、スズメバチが溺れないようにします。生け捕りにしたスズメバチは冷凍し販売予定です。