2016年5月26日、沖縄は晴れの日が多くなってきました。もう雨期終了でしょうか?

一週間ほど、保温器の温度・湿度テストを行いました。その結果を記載します。

保温器の温度・湿度テスト(外気温は27度・湿度60度に固定・ヒーター設定固定)
まず水のみを入れて1日保温した結果

温度33.5℃、湿度69%

飽和上白糖水溶液を入れて1日保温した結果

温度33.7℃、湿度65%

水と上白糖を別々に入れて1日保温した結果

温度34.2℃、湿度67%

結果考察:湿度が65%になった飽和上白糖水溶液が良さそうです。ただ、密閉容器ではないので外部湿度の影響が出ていると思います。王台保温器を置く環境は、人それぞれ違うと想定されるので、実際に王台を保温する前に1日ほど保温器を微調整したほうがよさそうです。

飽和塩溶液について: 湿度については西洋ミツバチ掲示板のku様から情報提供がありました。 「湿度を一定にするには、 飽和食塩水→→湿度75%(塩水) 飽和カリウム水→→湿度43% (中華麺のカンスイ原料)」 ただし、密閉容器の場合。

飽和上白糖水溶液を密閉容器に入れると湿度70%になります?が、王台保温器は密閉容器ではないので、湿度は70%になりませんでした。 上白糖は、湿度70%以下では水分を放出し、湿度70%以上では水分を吸収します。

湿度は水の表面積の広さで調整しても良さそうです。 湿度が高い地域では、上白糖を沢山王台保温器内に入れておけば過剰な湿度を避けれそうです。

今回の実験で、厳密な理屈は知りませんが、とりあえず湿度を60~70%にする事ができると解りました。温度は多少変動していますが、ヒーターや保温箱の性能次第だと思いました。

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