2016年3月16日、沖縄は曇り雨です。 ここ最近は天候が不安定です。

今日は曇り雨でしたが、養蜂場に行く事にしました。そろそろハブの季節なので曇りや雨の日は山に入りたくないというのが本音です。

去年の6月にトップバーを巣箱に入れていましたが、月日は流れトップバーも立派な巣脾枠になっていました。今日は、そのトップバー巣脾枠を紹介すると共に実際に扱ってみた感想を述べたいと思います。

トップバー式養蜂
これが約10ヶ月前のトップバーです。 少し造巣されています。
これが現在です。こんなに大きくなりました。

柔軟性があり多少の傾きには耐えれますが、傾ける角度は10度くらいが限界だと感じました。(傾けすぎるとトップバーから巣脾が折れて外れます)

しかもトップバーのみなので、巣を地面に置くこともできません。
次は巣枠式トップバーです。 巣礎シートが少しだけ付いています。

この巣礎シートは無駄巣でも代用可能です。

これが現在の様子です。 とても良い感じです。
針金の支えが無いので、巣枠を傾けるときに気を使いますが、ミツバチが一部を補強しているので、ノーマルトップバーよりは扱い易かったです。

巣枠のガードがあるので、巣を地面に立てたりと通常の巣脾枠と同じように扱えます。

巣枠式トップバーの進化系です。 このように巣枠に針金を張り、巣に傾き耐性を付けます。
横に針金を張ると、最終的にこのような巣脾枠になります。傾き耐性はバッチリです。
更に進化した巣枠トップバー(笑)です。 もう、ここまで加工するなら、普通に巣礎枠を造った方が良いとさえ思えてきます。

これが巣脾化したら、通常の巣脾枠と同じように扱える事になるでしょう。

この進化系巣枠トップバー(笑)は、金網を使用し無駄巣を楽に巣枠に貼り付ける事に成功しました。

特許出願を真剣に考えています(笑)

情報:2016年10月の進化系巣枠トップバーです。最終的には、こんな感じに成りました。ミツバチは針金を避けて造巣する傾向にあります。


トップバー式養蜂のまとめ

棒のみのノーマルトップバー養蜂は止めた方が良い。やるなら巣枠を利用しましょう。巣枠に針金を張れば、造られた巣脾の強度が上がります。

巣枠式トップバー式養蜂は、面倒な巣礎枠作りから貴方を解放してくれるでしょう。 ただし、採蜜するなら針金での補強は必須です。 内部検査の時も、通常の巣脾枠より脆いので、巣枠の扱いに気を使うことになるでしょう。

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