2016年2月27日、沖縄は曇りです。

その後、発砲スチロール群は盗蜜を避けるため室内で飼育していました。(室内5日目)

発砲スチロール箱実験④
トイレを締め切り、ミツバチが室内に逃げないようしてから内部検査を行いました。
餌は砂糖水と天然花粉です。花粉が散らばっていて汚いです。
女王蜂の産卵を確認できました。

巣房内に複数の卵が確認できますが、これは働き蜂産卵ではありません。 働き蜂不足で女王蜂が巣房に複数産んだ卵を除去できてないだけです。

巣箱内部を整理しました。

水300mlに花粉と蜂蜜はキャップ一杯づつです。

花粉と蜂蜜は無くなり次第、巣箱の上の隙間から与えます。

蜂数が少なすぎて、卵の保温が出来ていないと思ったので、パネルヒーターとデジタル温度湿度計を急いで買ってきました。
このパネルヒーターはサーモスタット無しに温度を調整できる優れものです。(25~45度の間で調整可能)

発熱力は弱いですが、弱群には丁度良いです。

巣箱のフタをカッターで切り、パネルヒーターを押し込んでみました。

とりあず、このまま様子をみます。

ミツバチが発砲スチロールの薄い部分を食い破り15匹ほど逃げ出すアクシデントが発生しました。

ミツバチは発砲スチロールを食い破る能力があるので、長期間発砲スチロール箱に閉じ込めておくのは不可能だと感じました。

外で開放して飼育するなら、発砲スチロールを食い破る事は無いと思います。

ミツバチの育児が上手く行くか確かめたいので、このまま室内養蜂を続行します。(ミツバチ逃亡防止の為、薄い部分はテープで補強し網を被せました。)

パネルヒーター設置後、巣箱内の温度は下記のように変化しました。

温度23℃→33℃、湿度68%→58%

湿度が10%ほど下がってしまいましたが、内部に水は300mlあるので問題ないと見なしました。

ヒーターによる加温で、内部の働き蜂の育児負担はかなり軽減されたと思います。(加温の必要が無い為)

このまま一週間ほど様子をみます。 無事に幼虫が育つ事を願います。

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