2016年2月11日、沖縄は晴れです。
今回は、王籠に女王蜂と一緒に入れるお供蜂についての記事です。
お供蜂とは?
女王蜂を出荷する時や、他群に女王蜂を導入する際に女王蜂と一緒に王籠に入れる働き蜂の事です。 王籠内では、このお供蜂が女王蜂の世話をするので重要な存在です。 |
|
お供蜂には「若い蜂」が適しています。 若い蜂は、女王蜂の主食であるロイアルゼリーを作る能力が高く、且つ王籠内で長く生存できるので女王蜂の世話に適しています。 補足: 女王蜂は腹が減っていると自力でハチミツを食べる事があります。 |
|
では、お供蜂に適した若い蜂はどこに居るか知りましょう。
若い蜂は、幼虫や蛹が多い場所に多く居ます。その中でもお腹が大きな若い蜂は、お供蜂として最適です。 大量の幼虫が居る大きな群には、お腹が大きな若い蜂が多いです。 |
|
晴天時、給餌を食べに来ている蜂やフタや壁で休んでいる蜂も、若い蜂の事が多いです。 |
若い蜂は攻撃性がとても低いので、どの群の蜂でもお供蜂として使えます。(他群の女王蜂を攻撃しません。)しかし、間違って外勤蜂を入れてしまうと、他群の女王蜂を攻撃する事があるので注意です。
誤って外勤蜂を入れてしまい王籠内で女王蜂が攻撃されても、攻撃している外勤蜂にハチミツを与えると女王蜂への攻撃は止まり、その間に女王蜂に馴染み攻撃しなくなります。