2014年6月05日 晴れですがPM2.5の影響で霧が掛ったような天気です。沖縄は梅雨明けしたかもしれません。 オス蜂が多い6月中に試したい事があるので、早めに山に行きました。
前回、女王蜂が見つけられないと言っていた問題の3枚群です。交尾してるはずのカーニオラン女王蜂を必ず見つけ出します。 | |
うーん 本当に女王蜂いるのか???? 「ウォーリーをさがせ!」は得意なんですが、中々女王蜂が見つかりません。 |
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いた~~~! この女王蜂は動きが早く、働き蜂の下に潜り込んで移動していました。
なかなか見つからないはずです。 |
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黒くて見つけずらいから、マーキングしてやろう・・・
今回は、女王蜂キャッチャーとCO2ガスを使用して女王蜂マーキングします。 |
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CO2ガスを注入します。 さっさと眠りなさい。 |
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みんな気絶しました。
CO2ガスを使った女王蜂のマーキングや羽切りの詳細はこちらを参照して下さい、 |
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気絶した女王蜂です。
黒と黄色の迷彩効果で、非常に見つけにくい女王蜂です。 |
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気絶している間に、蛍光塗料を胸部に塗りました。 この女王蜂は気絶からの回復が早かったです。普通は1~2分気絶しますが、この女王蜂は30秒位で動き出しました。 |
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塗料が乾くまで王籠内に5分ほど閉じ込めました。 | |
王籠から出そうとしたら、急に飛び出してきました。とてもイキが良い女王蜂です。 | |
姫様 ご乱心です。 壁から壁へと飛びまくりです。 羽も切っとけばよかったです・・・ |
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捕獲して巣脾枠に戻しました。最後まで手間が掛る女王蜂です。 |
確実に83番(カーニオラン)の血を引く女王蜂誕生です。 しかし、黒くて見つけずらいのでイタリアン女王蜂の方が管理が楽だと思いました。あまりカーニオランの血を入れ過ぎるのも問題ですね。
液糖と移虫成功率の関係を調べてみました。
使用する群は6枚満群(有王)です。 この群に移虫した王椀を6個預け、液糖無しと液糖アリの時の移虫成功率を観察します。 |
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まず、液糖を与えずに王椀を6個与えました。
20分後に王椀内の幼虫生存率を調べた所、1個しか生き残っていませんでした。 |
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次は、液糖(蜂蜜を与えた)を大量に与えて王椀を6個与えました。
20分後に王椀内の幼虫生存率を調べた所、5個生き残っていました。 |
簡単な実験ですが、移虫成功率と餌(液糖)は関係が深いと思いました。流蜜期以外で移虫する際は、大量に液糖を与えた方が良さそうです。女王蜂生産キットの説明書にも、女王蜂製造工程中は液糖を大量に与え続けなさいと書かれていました。
この結果は、ミツバチが自ら王台を作り分蜂する流蜜期を、液糖を連続して大量に与える事で人工的に流蜜期を演出するという事ですかね?? 液糖与えるとミツバチは活性化するので、その事も関係しているかもしれません。
人工分蜂群を作る際も液糖を大量投与(ミツバチの会議を参照 )するらしいので、液糖にはミツバチの性質を変える力があります。
液糖を与えると移虫率が上がるようなので再チャレンジです。さっそく女王蜂を閉じ込めました。
働き蜂が産卵用隔王籠内に入り易いように、産卵用隔王籠の下に木の棒を設置しました。 |
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今回は6枚群に産卵用隔王籠を入れました。 | |
蜂蜜を群に大量に与えて、固形の餌もモリモリ与えました。
固形の餌はミツバチを活性化する力が弱いので、本当は全て液糖にするべきでしょう。 |
数日後、王椀内で幼虫が産まれロイヤルゼリーが与えられていれば実験は成功です。現在、女王蜂を量産する必要が無いので・・・・とりあえず「王椀内の幼虫」が確認できれば良しとします。(気分次第では、試しに王台まで作らせるかもしれません。)
83番の娘の群に巣脾枠を1枚与える事にしました。夏までに最低でも3枚群に成ってもらいます。 | |
他群から蛹が多い巣脾枠を抜いてきました。
巣脾枠から働き蜂を揺すって落としましたが、女王蜂は頑張ってくっ付いてました。危うく女王蜂ごと83番の娘の群に与える所でした。 |
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群に与えました。働き蜂は少ないですが、気温も上がってきているのでしっかり羽化すると思います。 | |
ミャンマー産蜂蜜を少し与えました。単価は750gで500円と、私が知っている範囲では一番安いです。
特売時は更に安く成ります。 |
消費税が5%から8%に上がりましたが・・・何故か巣箱の資材等が3%以上値上がりしています。これが噂の便乗値上げでしょうか? まあ、色々な物が3%以上値上がりしていると感じるので仕方が無い事なのかもしれません。 ガソリンもずいぶん高くなりました。数年前は3800円位で満タンにできましたが・・・今は5000円は掛ります。