2014年5月29日 雨季は終わったと思っていましたが・・・まだまだ雨の日が多いです。
日経平均株価14600円まで急上昇中です。東京電力株も5月30日に急上昇しました。塩漬け状態だったので含み益が出ている間に売ろうか迷っています。 政府は消費税10%にするために、今後更に株価を無理やり吊り上げる可能性もあるので悩みどころです。
さて、今週の虎次郎群と83番群を見てみましょう。
虎次郎群の前に、実験中の女王蜂生産キットの結果を見てみましょう。 | |
前回、卵付き王椀を20個セットした巣枠を引き上げてみました。 | |
ふふふ・・・失敗だYO! なんか卵が駄目っぽかったです。他の群にも分散して卵付き王椀を10個くらい与えていましたが全て駄目でした。 やっぱり説明書どうり、3日目で卵を回収しないと駄目なのかもしれません。産卵用隔王籠内では、保温不足で卵が不活化してるっぽいです。(保温力が強い強群だったら問題無いかもしれませんが。) |
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ついでに、この群は前回全て王台を潰したのにまた王台を作っていました。無王群化してから一週間ではギリギリ幼虫から王台を作ってきますね。
女王蜂が食い破ったような王台も見えますが・・・もしかして王台見逃したかな? |
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一応、本当に卵に原因があるか調べる為に簡単な実験をしました。
王椀に移虫して王台を作るか調べます。この無王群が王台を作れば卵が原因です。作らなければ他の原因を疑います。 |
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移虫針でこんな感じで幼虫をとります。 | |
このように王椀内に幼虫を置きます。この移虫作業は、幼虫が乾燥しないように手早くします。(本来は予めロイヤルゼリーを王椀の底に塗っておき乾燥対策をします。) | |
幼虫を王椀に置いたら、直ぐに群に与えます。幼虫を3~6匹与えたら巣箱を閉じて15~30分放置します。 | |
30分後に王椀を見て下さい。写真のように幼虫にロイヤルゼリーが与えられて居れば成功です。
失敗だと幼虫は働き蜂に取り除かれて居なくなります。(無王群の状態によっては、なかなか上手くいかない事もあります。) |
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移虫に成功した場合の写真です。幼虫にロイヤルゼリーが与えられているのが解ります。 | |
実験に失敗した群に、他の群で移虫に成功した王椀を2個与えました。
この群は自分の王台を持っている為か、移虫が中々成功しませんでした。赤丸の王椀はこの群で移虫に成功?したものです。(まだロイヤルゼリーを与えてなかったので失敗の可能性もあります。) |
自分の養蜂作業スケジュールに合うようにもう少し女王蜂量産実験を続けようと思います。「変な事せずに説明書に書かれている事を守れよ。」と正論を言われると辛い所ですが、山の養蜂場が遠過ぎて説明書通りに管理できません。
では、虎次郎群を見てみましょう。 | |
うわ~ 働き蜂減り過ぎですね。もう一枚群位しか居ないです。 | |
ハイ! 働き蜂産卵してまいた。多くの巣房に複数の卵が産みつけられています。
虎次郎も喪失していまいた。 |
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働き蜂産卵時に見られる汚い王台です。
もう自力で群の復活は出来ないので、このまま放置すると100%消滅します。 |
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83番の娘を作らせる為に卵がある巣脾枠を一枚与える事にしました。
83番の雄蜂や働き蜂も600匹ほど付いていますが、半分以上は自分の群に戻るでしょう。 |
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虎次郎群に合同しました。今回は煙のみで合同しました。巣脾枠挿入後に煙を大量に吹きかけ巣箱を閉めます。
こんな弱群では、たとえ群が復活できても山養蜂場の厳しい夏は越せません。私の気分次第でもう1~2枚巣脾枠を与えるかもしれません。 |
虎次郎群は終わりました。あっけない幕切れです。 この残された群は、83番の娘用に使用しようと思います。 虎次郎群は、不良女王蜂 → 新女王蜂交尾失敗 → 働き蜂産卵までの最悪のパターンを記録できたと思います。
83番には虎次郎群から空の巣脾枠を一枚取って与えました。 | |
群の勢いを止めまくって・・・本当にすまないと思っている。 空巣脾枠に沢山産卵するように餌は多めに与えました。 |
83番群は、女王蜂を隔離されたり巣脾枠を抜かれたりで増勢が停滞中です。去年の秋ごろは「全然増えない糞な群だ!」と愚痴っていましたが、こんなにお世話になるとは思いませんでした。