2014年4月10日 晴天です。
最近の沖縄の気候は、夜はまだ涼しいですが日中の気温は25度近くになり暑くなっています。昼間の養蜂作業では汗ばむようになってきました。
奄美大島でハブに手を咬まれた男性が死亡したとのニュースが流れていました。毒蛇が生息している地域の方は、養蜂作業中は十分に注意して下さい。
今の気温がミツバチにはベストだと思います。18~25度の間です。オス蜂も活発に飛び回っています。 | |
虎次郎の外勤蜂も飛び回っています。 | |
内部の方は、前回とあまり差が無いように見えます。 | |
気温が上がってきたので、巣碑に付いている働き蜂の密度が薄くなってきました。 育児圏を保温する負担が減っているようです。 |
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なんと自然王台が作られていました。 | |
王台の中には幼虫も居ました。白く見えるのはロイヤルゼリーです。 | |
フタがされてる王台の中には蛹の女王蜂が居ました。 | |
このままだと分蜂するので王台は全て潰しました。 補足: 虎次郎は羽を切っているので分蜂しても失敗に終わります。 |
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巣房内をチェックしましたが、産卵もあまりしていないです。虎次郎は分蜂に向けて産卵を控えていたようです。 | |
虎次郎: 83番! 分蜂止めるなよ!オレは二度とこの巣箱には帰ってこねえからな! こんな心の冷てえミツバチの住むところへはな! |
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とりあえず餌を与えました。まだ3枚群なのに自然王台を作るのは良くない兆候です。 |
虎次郎はもうすぐ死ぬかもしれません。3枚群程度で王台を作る場合、群から不良女王蜂と判断されている可能性があります。いつ群から追放されてもおかしくありません。
次の内部検査時に産卵が少なく王台が作られていた場合、私は王台を潰さない事にしました。結果的に虎次郎は分蜂に失敗して死ぬ事になりますが・・・それが虎次郎群の総意です。
新しい女王蜂が産まれ交尾に成功すれば群は存続できますが、交尾に失敗してしまい女王蜂を失うと虎次郎群は終了になります。 今の季節はオス蜂がとても多いので、新女王蜂が交尾に成功する確率は高いです。オス蜂の様子(14:00頃)(AVI形式)
83番の外勤蜂は虎次郎の3倍はいます。カーニオラン種はイタリアン種と比べて外勤蜂の割合が多い気がします。 | |
蜂数も完全に虎次郎を超えています。まさか、こんな結果になるとは思いませんでした。 虎次郎が健康体だったら、83番群に増勢争いで負ける事は無かったでしょう。 |
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こちらも気温の影響で、蜂の密度が薄くなっています。卵は沢山産みつけられており、今後の増勢は期待できます。 | |
イタリアン種のオス蜂まで勝手に合同しています。黄色いオス蜂がイタリアン種です。 さっさと自分の巣に戻りなさい。 |
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83番: お兄ちゃん!私たちが悪かったわ、ね! |
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虎次郎: 止めるなっていっただろ… |
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83番にも餌を与えました。 |
83番群はとても順調に増えています。前回追加した巣礎枠にも巣を作りだしています。6枚群になったら群分割の予定です。