2014年4月6日 晴天です。

あ…ありのまま 今日 起こった事を話すぜ!

「おれは 分蜂群を捕獲したと思ったら いつのまにか分蜂されていた」

な…何を言っているのか わからねーと思うが  おれも 何をされたのか わからなかった…
頭がどうにかなりそうだった… 催眠術だとか超スピードだとか そんなチャチなもんじゃあ 断じてねえ
もっと恐ろしいものの片鱗を 味わったぜ…

分蜂の様子
山の1群が分蜂しました。4月3日に分蜂群を捕獲したばかりなのに、分蜂して一群減りました。

分蜂開始時の動画(AVI形式)

巣箱の門を閉めて分蜂を強制中断させる事もできましたが、写真と動画が撮りたかったのでそのまま放置しました。

分蜂群は養蜂場の上空を5分ほど旋回し、最終的には巣箱から10m離れた木の枝(赤丸で囲った所)に蜂球を作りました。

分蜂開始から蜂球が出来るまで約20分掛りました。

ミツバチがどんどん木の枝に集まっていくのが写真から解ると思います。
ミツバチが集まって蜂球を形成しつつあります。矢印の黒く見える部分が蜂球です。

蜂球が撮影しにくかったので、撮影場所を変えました。

完全な蜂球になりました。大きさはハンドボール位です。小さめの蜂球です。

足場が悪い高さ4m位の木の枝に集結してしまったので、分蜂群を捕獲する事は諦めました。

望みは薄いですが、蜂球の近くに空の巣箱を置いときました。運が良ければ分蜂群が入るでしょう。

こちらが分蜂した群です。4枚有王群(巣脾枠4枚+巣礎枠1枚)でした。

4枚群で分蜂はあまり起きません。分蜂が起きない事を前提に内部検査しているので、目利きを誤ると分蜂が起きてしまいます。

4枚群が分蜂しても迫力はあまり無いです。市街地で9枚群が分蜂したら迫力があり過ぎて通報確定です。

働き蜂は、半数近くが居なくなっていました。蜂の密度が薄いです。

卵も見当たらなかったので、相当前から女王蜂が産卵を止めて体を軽くし、分蜂に向けてスタンバイしてたようです。

王台ありました。下向きなので自然王台です。中身は入っているようです。

4枚群のくせに王台作るとは・・・ ただ、2枚群程度の分蜂群では沖縄の山で生きていくのは無理でしょう。(夏に餓死すると思います。)

なんで餓死するかって? 答えは、多くの養蜂家が山で大群を飼っているからです。ミツバチの数に対して蜜源植物が少な過ぎます。

一応、この分蜂群が運よく養蜂場から遠く離れた場所に陣取れば、蜜源植物を獲得でき長期間生存できる可能性はあります。

こんなに解りずらい王台も作っていました。巣と一体化し過ぎです。ステルス王台と名付けましょう。

私みたいに手抜き内部検査ばかりしてると分蜂します。 特に強群を飼っている人は丁寧な内部検査をお勧めします。

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