2014年1月25日 23日に出荷したミツバチ12群の内、5群がほぼ全滅していると連絡がありました。 今まで、こんなに大量に死んだ事が無かったので結構ショックです。
3枚有王群(画像の様に巣枠が3枚に女王蜂が一匹という意味)の内、5群だけがほぼ全滅していたとの事です。画像は送って頂きました。 | |
結果から述べますが、ミツバチが全滅した原因は蒸殺でした。 輸送中の条件が、この5群はとても悪かったのでしょう。 もしかしたら、両サイドの換気口が他の輸送物で塞がれて換気が悪くなっていたのかもしれません。 |
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巣脾は熱で溶けて?ボロボロです。 | |
この巣碑は、下の重さに耐えきれず、上部が大きくちぎれています。 | |
働き蜂はほぼ全滅です。女王蜂は3匹生き残っていたそうです。2匹の女王蜂は死んでいたとの事です。女王蜂が死ぬなんて相当の事です。 | |
働き蜂は可哀そうですが、女王蜂が生きていた3群は、女王蜂を他の無王群に移せば・・・群としては存続可能です。なんとか現地で一からの復活を願います。 | |
これからは、ダンボール巣箱にも上部に換気口を設置しようと思います。
熱は上に籠るので、巣箱上部の換気口はとても有効です。 |
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これも巣脾自身の重みに耐えきれずに、上部が裂けています。蜜蝋は熱くなると柔らかくなります。
ミツバチの死因は蒸殺で間違いないですが、もしかしたら巣箱に何らかの衝撃が複数回有ったのかもしれません。 その衝撃でミツバチが大騒ぎして、巣箱内部が熱くなる→更なる衝撃で巣脾が壊れる→更にミツバチが大騒ぎする→換気が上手くいかず熱さで死亡・・・という流れです。 |
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発送した12群全てが蒸殺なら筋が通るのですが、5群のみで・・・残りの7群はとても元気だそうです。 | |
換気口を増やし過ぎると、巣箱内部の保温が上手くいかず蜂の子に影響が出ますが・・・全滅よりはマシですね。
他の7群が問題無いという結果から考察すると、この5群には輸送中に何かが有ったとしか考えられません。 |
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生体の輸送は死着補償無しです。大きな損失です。ミツバチが売れたお金でチロルチョコでも食べようと思っていましたが無理そうです。 | |
自分で輸送して現地まで届けるのがベストなんですが、現実問題として無理です。これからも郵便局に輸送をお願いする事になります。
輸送会社からすると、ミツバチは輸送したくないというのが本音の様です。 実際、ヤマト運輸は ミツバチの輸送を2010年から中止してます。 郵便局がミツバチ輸送しなくなったら、ミツバチは地産地消になってしまうかもしれません。 気休めですが、輸送した全群の子供達は山奥養蜂場に居ます。6枚有王群から巣枠3枚+女王を抜いて出荷しているので、残った3枚無王群に現在王台を作らせています。 |
自分は、落ち込んだ時は偉人たちの名言を読む事にしています。
人の一生は 重きを負うて遠き道を行くがごとし。 急ぐべからず。(徳川家康)
今回の経験を次に生かします。倍返しだ!(金銭的な意味で)
そういえば、沖縄(那覇市)にUFOが出たと騒がれています。
たまたま、私のアパートから良く見える景色なんですが、この飛行物体は時々飛んでいます。私は今まで2回見た事があります。実際は何なのか興味があります。