2013年12月24日 山奥養蜂場に行きました。 今日は雨で内部検査する前からやる気が出ません。本当に雨の日が多いです。

ゴミ巣枠の活用
天気予報によると、今週中は天気が悪いそうです。雨降ってると凶暴な外勤蜂が巣箱に待機しているので内部検査が面倒です。
盗難対策にトレイルカメラを5~6月位から設置していますが、まだカラスとイノシシしか撮影されていません。イノシシは完全に住み着いています。主に夜に活動しています。
トレイルカメラは、放置気味です。以前は、毎週チェックしていましたが・・・最近は手抜きで2週間に一回程度になっています。写真撮影だけなら、電池もまったく減らないので1カ月交換していません。
季節の変わり目なので、多くの働き蜂が力尽きて死んでます。最低気温は15度位です。

2~3枚群は増勢できてません。4~6枚群は微増していますが、産卵圏は小さくなっています。冬はミツバチの増勢が止まるので、作業自体は楽です。

虎次郎群は、ヒーターで暖めているので増勢中です。気温は本当に大事だと思いました。

蜜源植物も少なくなっているので、代用花粉として乾燥酵母を餌に混ぜています。無駄巣にハチミツが詰ってる場合は、粉々に砕いて餌に入れて再利用しています。
本題のゴミ巣枠の利用についてです。

ゴミ巣枠とは、ミツバチが利用できなくなった巣碑枠の事です。赤線で囲っている所は巣碑が劣化しすぎてミツバチが使う事はありません。

画像の様に、下の劣化した巣碑を使わず新たに無駄巣を作っています。

私は、このように劣化した巣碑がある場合・・・即効で捨てます。無駄に空間を占領するだけで利用価値がないと思っているからです。(弱群の場合は群が大きくなるまで使用します。)

たまたまyoutubeでアメリカの養蜂家の動画を見ていたら、この劣化した巣碑部だけを剥がして巣枠を再利用していました。

試しに、私も真似してみました。劣化した巣碑部を手で取り除きました。これを巣箱に戻せば、新たに巣を作ってくれるそうです。

ほら、サンタのおじさんからの贈り物だよ~ ボロボロだけど気にしないでね!

この巣碑の劣化(ミツバチが利用できなくなる)は、一体何なんでしょうか? 未だに良く解りません。ミツバチは自力で直す事は出来ないようです。
2013年12月30日 新しく巣を作ってるか確認した所、しっかり巣を作っていました。

2014年1月にまた調べた所、完全に綺麗な巣碑枠になっていました。

9枚群が3群ほど在るので、年末にもう一度山奥に行こうかなと思っています。分蜂する前に群分割します。次は晴れる事を願います。今日はクリスマスイブです。皆さん、楽しんで下さい。

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