2013年12月9日、虎次郎群を保温する装置の製作と事前準備をしました。
注文した品がやっと届きました。鳥・爬虫類用のセラミックヒーター(20W)です。
ヒーターには色々種類がありますが、ワット数により保温力が上がっていきます。今回は一番保温力が弱い20Wを注文しました。 |
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温度を管理する装置(サーモスタット)は、熱帯魚用のを既に持っています。 ただ今回は、サーモスタットを使用せずにセラミックヒーターだけを使用する予定です。 20wのヒーターなら、常時保温していても巣箱内部は35度にはならないだろうと考えました。 |
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ヒーターは画像の様に小さいです。 8000時間使えると説明書に書かれていました。計算上、一年付けっぱなしでも大丈夫です。 電源を入れたり切ったりを繰り返すとヒーターの寿命が短く成るそうです。 |
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電照菊用のソケットに装着しました。 | |
20mのコードを取り付けて完了です。100V電源は家から供給します。
材料費:セラミックヒーター20W 2700円 電気代は、ヒーター24時間稼働させて一カ月で360円位です。 |
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こんな感じで巣箱内に設置する予定です。 | |
コードを通す所を少し削りました。 | |
巣箱保温の概略図です。 たぶんこんな感じになると想定しています。赤い線は熱を表しています。木の巣箱は通気性があるので、熱は少しずつ外に逃げていきます。 |
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巣箱を開けなくても内部の温度を見れるようにしました。 | |
穴を開けて温度計を突き刺しました。 | |
こんな感じになり、巣箱内部の温度を測ります。 |
実際に、ヒーターを付けて巣箱内部がどの位の温度になるか試してみました。
ヒーターの電源を入れました。徐々にヒーターが暖かくなってます。 | |
実験開始時の巣箱内部の温度は24度でした。今日の沖縄本島は気温が高いです。 | |
巣箱にフタをして4時間放置しました。 | |
4時間後の巣箱内部の温度は31度になっていました。 これなら付けっぱなしでも大丈夫だと思います。巣箱内部が35度を越えなければ問題無いと思っています。 |
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思いのほかヒーターが熱くなるので、ミツバチが触れない様に網で覆いました。 |
ペットとして飼われている一部の鳥・爬虫類・熱帯魚などは、冬はヒーターを使います。ミツバチにもヒーター使っても良いんじゃない?と思って実験に取り組んでいます。(弱群の虎次郎群を冬に増やしたいという意味もあります。)
ヒーターを使う事で、寒い地域では冬に凍死したりせず、沖縄の様に暖かい場所では、保温力が弱くても夏の様に子育てできるのではないかと想定しています。どうなるかは解りませんが、問題が起き次第対応していこうと思います。