すこしお金を掛けた養蜂に使う巣箱盗難対策になります。一般の方ではこの程度でも良いと思います。セキュリティーにお金を掛け過ぎると趣味の域を超えてしまいます。
センサーライト 効果:☆~ 防犯グッズの定番です。 100V電源が確保できるなら、光量が多い物を使うと抑止力になります。山奥等で100V電源が確保できない場所は乾電池式になりますが、光量が少なく逆に盗難し易くなる可能性があります。 |
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センサーライト現状 電池式のセンサーライトの性能試験です。 |
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センサーライト現状2 電池式のセンサーライトの性能試験です。 この位明るくなります。 山奥だと人が居ないので、明るくなり盗難し易くなると思います。下記で紹介する警告音を出す機器と組み合わせると効果的です。 |
防犯ブザー 効果:☆☆☆☆☆ 防犯グッズの定番です。 これを巣箱内部に設置すると・・・とても効果があります。 高価な防犯ブザーは性能が良いです。 できれば防水が良いです。 使い方次第で相当な抑止力になります。 |
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防犯ブザーの設置方法を解説します。あくまで設置の一例です。状況に合わせて臨機応変に変更して下さい。 まず、防犯ブザーを引っかける為に、巣箱内部に釘を打ちます。 |
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釘を打った場所の下にキリ等で小さな穴を開けます。 |
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防犯ブザーの「引っ張ると警報がなる部分」に針金か釣り糸を取り付け、写真の様にセットします。 |
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針金を巣箱の下から出し、重い物(ブロック等)に固定します。 もう解ると思いますが、これで巣箱を移動させると巣箱内の防犯ブザーの「引っ張ると警報がなる部分」が引っ張られ警報が鳴ります。 これはシンプルな仕掛けですが、効果抜群だと思います。 写真では判り易い様に設置しています。 実際に設置する時は、針金・釣り糸が見えにくい様にして下さい。 |
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巣箱を移動させると、写真の様に防犯ブザーのピンが抜けます。 この防犯ブザーはダイソーで200円で買ったものです。 ピンが外れないタイプが多いですが、どちらでも問題ありません。 |
人感チャイム 効果:☆☆☆ 体温に反応して音がなるチャイムです。ここで紹介している製品はアラーム設定できますので、チャイムよりは音が大きいです。ただ、レビューに書かれている様に防犯ブザーと比べると警告音が大きくないです。 |
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設定をアラームにすると、熱源を感知後に警告音が15秒位なります。この15秒というのが絶妙です。ずーっと警告音が鳴り続けるタイプのセンサーだと、周りに人が居なく誤作動した場合、電源が無くなるまで警告音が鳴り続けます。 熱センサーは誤作動する事がありますので、そういう点でこの製品は優れています。 |
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この製品の感知範囲は広いです。写真で示した位の感知範囲(120度)を持っています。感知射程は5mです。 |
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防水の製品では無いので、屋外に設置する場合は箱の中に入れて使いましょう。ここではダイソーで売っている100円発砲スチロール箱を使いました。 |
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箱の一部を切り取って、センサーを置くだけです。これでフタをすれば雨は防げます。フタが外れない様に石でも乗せてた方が良いです。 |
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フタをした状態です。発砲スチロールの開口部を狭くする事で、感知範囲を狭くする事も出来ます。状況に合わせて開口部の大きさを調整して下さい。 センサーの置き場所は、泥棒が通る所を予想して設置して下さい。 闇夜に紛れて静かに移動している時に急に警告音が鳴ったら絶対ビビります。 |
ここで紹介した盗難対策は、センサーライト ・ 防犯ブザー ・ 人感チャイムで構成する盗難防止策です。 巣箱が置かれている環境に合わせて組み合わせてください。
やさしい盗難対策では、「実際に盗難されると打つ手が無い」という致命的な欠陥がありましたが、実際に光や音を出す機器を使用する事で、泥棒が近付いた時や巣箱が移動された時に、光や大音量の警報が鳴り盗難されずらくなります。