2018年8月27日、沖縄県は晴れ時々雨です。 天候が不安定な日が続いています。
前回の実験結果ですが、残念ながら多王化は見られず女王蜂は1匹になっていました。 たぶん、片方の女王蜂は外勤蜂に殺されてしまったのだと思います。 一応、20%の確率で多王化は失敗するらしいので、それが原因の可能性も少しはあります。
2匹の女王蜂を放した群でしたが・・・ | |
女王蜂は1匹になっていました。 マーキングしてなかったので、どちらの女王蜂が生き残ったのか分かりませんが・・・多分、この群の女王蜂だと思います。 |
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今回の実験の失敗は、「外勤蜂」だと思っています。 複数の女王蜂を1群に導入するには、色々な養蜂家の実験から「若い働き蜂から成る群」が必須です。
女王蜂を導入する度に、若い働き蜂から成る群を作るのは面倒なので、2母2段群の変化形で多王化させる実験をする事にしました。 実験概要は、牙切り女王蜂を2母2段で10日程別々に飼育し、過去の記憶を強く持った外勤蜂がある程度死んだ後に1段群へ戻し、多王化するか試します。 |
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2段群実験用に、羽切・マーキング・牙切りをした女王蜂を作りました。 女王蜂逆さ持ちで、牙切り作業はある程度スムーズに出来るようになっています。
ふと気づいたのですが、女王蜂は気絶している時にお尻から針?を出している事が多いです。牙を切るより針を切る方が楽そうです。 |
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後ろの2段群を2段群実験に使います。 今回実験で使った手前の群は、他の多王化実験に使います。 |
前提条件が多い多王化技術を、時間が余りとれない養蜂家でも使えるレベルまで簡略化したいです。