2018年8月23日、沖縄県は晴れ時々雨です。 沖縄県はお盆入りしました。
女王蜂が1匹余ったので、多王群の実験に使う事にしました。 今回の実験は、①2.5枚有王群を使用、②群の女王蜂の牙を切り王籠へ入れる、③他群の女王蜂の牙を切り王かごへ入れる、④他群の女王蜂を群へ慣らし(2日間)、➄各女王蜂の開放、⑥多王化の有無を確認する、となります。
アリの猛攻で消滅寸前だった群から、女王蜂を救出しました(8月21日)。 この女王蜂を多王群の実験に使います。 | |
女王蜂を炭酸ガスで気絶させ牙切り作業を行いました。女王蜂を逆さ持つと牙切りの難易度がとても下がる事に気づきました。
多王群化の難所は、女王蜂の牙切り作業なのでこの発見はとても大きいと思います。 |
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群の女王蜂を王籠に閉じ込める事により、行動範囲を限定させ働き蜂への影響力を低下させます。 女王蜂の影響力が強い状態では、他の女王蜂の導入は難しいです。
2匹の女王蜂をなるべく離して置きました。 |
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2日後(8月23日)に、2匹の女王蜂を王籠から出しました。 写真の女王蜂は、この群の女王蜂です。 王籠から出るとすぐに巣箱の奥へ入っていきました。 | |
こちらは他群の女王蜂です。 周りを働き蜂に取り囲まれていますが、攻撃されてないので群に馴染んでいると思います。 | |
うまく多王化してくれると良いのですが・・・ |
今回は牙切り後の女王蜂の状態が良さそうだったので、成功して欲しいです。