液体代用花粉の実験③

２０１８年８月１７日、沖縄県は晴れです。　台風の影響で雨が続いていましたが、台風が去り天候が回復しました。

液体代用花粉を与えている群の増勢が著しいので、広い巣箱へ交換しました。天然花粉より蜂が増えるのが速い気がします。

液体代用花粉の実験③
	10枚箱へ入れ替え巣脾枠を2枚追加しました。　このまま液体代用花粉の大量給餌を続け観察します。
	新しい巣箱に入っていく働き蜂です。
	液体代用花粉はミツバチが溺死しやすいので、楽で効率の良い溺死対策を考えてます。蜂の死骸が沢山浮かんだ砂糖水は、ミツバチが飲まなくなります。
	ペットボトル給餌器を使うと、溺死が起こらず良い感じでしたが大量給餌が出来ないのが欠点です。
	ペットボトル給餌器を少し改良し、大きなペットボトル（１～２L）でも給餌できるようにしました。

液体代用花粉のレシピ（仮）

現在、私が実験に使っている液体代用花粉のレシピになります。ホエイ粉末が水に溶け切らない場合は、そのまま水に２～３時間ほど漬けておけば大部分が溶けます。

・ホエイプロテイン　２００ｇ　（水溶性のタンパク質です）
・水道水　２０００ｇ　（様々な微量元素が含まれています）
・砂糖　３０００ｇ　（糖質です）
・ビタミンB～Cの粉末　1g以下　（ミツバチが必要なビタミン類）

ロイアルゼリーの栄養成分を見ると、脂質になる物質も添加したいところですが今の餌で十分に蜂が増えているのでこのまま様子を観る事にしました。　個人的な考えですが、タンパク源・糖質以外は働き蜂が外部から集めてくる少量の花粉でも補えているような気がします。

ホエイプロテインは、お店で買うと１ｋｇで4000円位しますが、アマゾンで買うと１ｋｇ2300円（送料込み）で買えます。　ビタミン剤はビタミンB類（B1～B6）が入っている物なら大丈夫です（チョコラBBや類似品）。

・プロテイン　１２～１５％
・糖質　１０～１６％
・脂質　３～６％
・ビタミンやミネラル等　２～３％
・残りは水分