2018年7月13日、沖縄県は晴れです。 天気が良い日が続いています。
また女王蜂を1匹用意し、牙切り~無王群へ導入を試みました。
3匹目の交尾済み女王蜂を用意し、牙を切りました。
実験で使った女王蜂の記録は下記になります。 |
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これは第1女王蜂です。現在は8枚群の王です。牙はカットされています。 | |
第1女王蜂と第3女王蜂を王籠に入れ、群へ預けました。 *この群は第1女王蜂の群です。 | |
第3女王蜂の王籠に噛みつく働き蜂が多く、内部の女王蜂が心配になったのでこの方法は止めました。 | |
急遽、若い蜂からなる1枚無王群(蜂児枠1枚+貯蜜枠1枚)を用意しました。 | |
この無王群へ第1女王蜂と第3女王蜂を預けました。 | |
そのまま巣箱の蓋を閉め12時間ほど群へ慣らしました。 | |
12時間後(次の日)、2匹の女王蜂を開放しました。 | |
30分ほど様子を観察しましたが、殺し合いも無く無事に多王化してました。
長期的に多王群を観察する為、貯蜜枠をさらに1枚足して巣箱を閉めました。 |
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数時間後、多王群の様子を見に行ったら下の無王群(元第1女王蜂の群)の盗蜜蜂が大量に来ていました。 | |
これはヤバいと思い巣箱を開けましたが、案の定、第3女王蜂が盗蜜蜂に囲まれて殺されていました(写真の小さい蜂玉の所)。
多王群の働き蜂も一部が襲われて死んでいる蜂が多数ありました。 |
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盗蜜蜂に刺殺された第3女王蜂です。 | |
第1女王蜂は生きていました。 まあ・・・盗蜜蜂は元々第1女王蜂の群なので納得です。 | |
蜜源が少ない且つ元女王蜂がすぐ上の巣箱に居るので、盗蜜が起きそうだなと思っていました。 しかし、他に新規に巣箱を置く所も無く「たぶん大丈夫だろう」という甘えた行動がこの様な最悪の結果を引き起こしてしまいました。 | |
死んでしまった第3女王蜂です。実験が失敗する度に女王蜂の死骸が増えていきます。 | |
拡大して牙の様子を見ました。 この女王蜂は片方の牙だけをカットしています。 | |
女王の牙切りを安定させる道具を色々考えてます。 写真の道具は、女王蜂が頭だけを出せるようになっており牙切りがよりし易くなる?と思い試作してみました。生きた女王蜂で試してないので実用性は不明です。
女王蜂は炭酸ガスで気絶させると牙を閉じてしまう為、牙を開いた状態のまま気絶させる方法も考えてます。例えば、女王蜂を軽く抑えつけながら気絶させる等々。 |
失敗を糧にして引き続き実験を続けます。多王技術は多王化させるための条件が多いので、もっとシンプルに多王化出来るようにしたいです。