2018年7月6日、沖縄県は曇りです。沖縄本島に猛烈な台風8号が近づいています。 まだギックリ腰が完治していませんが、巣箱にブロックを沢山乗せる仕事をしないといけないようです。
アマゾンに注文していたマイクロハサミと拡大鏡が届きましたので、さっそくそれらを使って働き蜂の牙切りを試しました。
左の小さいハサミがマイクロハサミです。 | |
LEDライト付きの拡大鏡です。 約2倍ほど物を拡大して見る事ができます。 | |
拡大鏡の効果で比較的楽に牙を切る事ができるようになりました。
赤矢印の部分がカットした所です。 |
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これは片方の牙を全部切った様子です。 | |
拡大鏡があれば、牙切り作業が安定することが解りました。
牙カットに使う道具は、マイクロハサミより爪切りの方が使いやすいと感じました。 |
拡大鏡のおかげで女王蜂の牙切りが安定して出来ると確信が持てました。 拡大鏡があれば、そこまで難易度は高くないと感じました。 次は女王蜂の牙切りにチャレンジします。
・ミツバチの牙の形です。 Aが女王蜂、Bが働き蜂、Cがオス蜂の牙になります。
・ミツバチの顎~舌の断面図です。 ミツバチの舌は折り畳み式になっているようです。牙をカットする際は、邪魔な舌をハサミで後ろに少し押してから作業しています。
・女王蜂同士の戦いは嗅覚刺激によって誘発される。 刺激物質は、女王蜂の腹部の背板にある穴から発せられている。 一般的に知れている女王蜂フェロモン(QPM)は、女王蜂同士の戦いとは無関係との事。
・「女王蜂は自分の強さを知っている」という論文です。 要約すると、牙を切られた女王蜂は自分の戦闘力が大幅に下がった事を知り、他の女王蜂との戦闘を控えると書かれています。 また、牙が無くても女王蜂は問題無いようです。