2017年10月26日、沖縄県は晴れです。 超大型の台風21号が沖縄本島近くを通過した後は、涼しくなり過ごしやすい日が続いています。 また台風22号が近づいていますが、この台風は弱いので全く警戒していません。
養蜂場に放置している巣箱に、いつも蜂がウロウロしているので観察してみました。 | |
こんな感じで常に10匹前後のミツバチが居ます。 私はこのミツバチ達の行動を「分蜂先を探しているのかな?」程度に考えていました。 | |
しかし、観察の結果、巣箱の付いてるプロポリスを剥がして自群に持ち帰っている事が判明しました。
ミツバチのプロポリス源は植物だけかと思っていましたが、他群が集めたプロポリスも再利用できるようです。 今までは巣箱にこびり付いたプロポリスは邪魔なので、ハイブツールで削り捨てていましたが、これからは一か所に集めミツバチに与える事にします(プロポリス補給場)。 |
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剥がしたプロポリスを脚に付けているミツバチの様子です。
後ろ脚は花粉以外の物もセットできるようです。 |
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コガタスズメバチは養蜂場にチョコチョコ来ていますが、捕獲器のおかげで被害は少ないです。 また、去年より襲ってくるスズメバチが少ないような気がします。 | |
トラップ内で死んだスズメバチの様子です。コガタスズメバチ捕獲器・大型捕獲器の開発後は、コガタスズメバチが全く脅威になりません。
精神的に余裕があるためか、飛行中のミツバチを捕まえようと必死に頑張っているスズメバチを見ていると・・・なんだか可哀想になってきます。 |
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発注した段ボール巣箱が届きました。 これで300箱分です。 今回のみ300箱でしたが、通常は500箱(1ロット)が最低注文数量です。
500箱は、1パレットで高さ2m位になります。 嵩張るので倉庫又は広いスペースが無いと保管は難しいと思いました。 |
皆さんも巣箱から削り取った邪魔なプロポリスは捨てずに、プロポリスが少ない群の巣箱へ放り込んだり、一か所に貯めてミツバチが自由に採れるようにしておきましょう。 プロポリスは巣全体の抗菌性・撥水性を高める極めて重要な物質です(プロポリスに関する記事)。