2017年7月9日、晴天です。
チルド輸送した女王蜂は無事に届きました。 あっさり実験成功となりました。
追加情報(2017年08月25日):2回目のチルド輸送では保温力が足りず群が崩壊気味でした。女王蜂をチルド輸送する際は、もっと輸送箱の保温性を上げる必要がありそうです。
出荷前の様子です。 | |
出荷前の様子です。 | |
関東へ二日後に到着。 その後、現地で開封された時の様子です。
死んでいる働き蜂も殆ど見られず、とても状態良く届いたようです。 |
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王籠の穴の一部は、ミツロウで蓋がされていました。 これは・・・ミツバチ達の寒さ対策なのでしょうか? | |
女王蜂は無王群へ導入されました。 | |
お供の働き蜂達は、巣箱前に置いて自然合同されたようです。
A様、ご協力ありがとうございました。 |
今回の実験成功により、交尾済み女王蜂をいつでも出荷できるようになったと思います。
①女王蜂とお供蜂3匹ほどを王籠に入れる。 ②砂糖と蜂蜜を混ぜた物を100g程トレイに入れる。トレイは輸送箱の中へ置きテープ等で固定する。 ③餌の上に王籠を乗せる。その際、王籠が餌に沈まない仕組みが必要だったので王籠の下にビニールを敷きました。 ④働き蜂100匹位を輸送箱の中に落とし入れる(蜂球化できる数)。 ⑤輸送箱の蓋を閉め、網を掛けて、ゆうパックチルド便にて出荷。
*細かいところは、自分の出荷方式に合わせて下さい。 私は、輸送用の段ボール箱に換気口を2か所設置しました。 換気口から蜂が逃げないように網も貼りました。
この方法により、夏はチルド便・冬は通常便で女王蜂を安全に出荷できるでしょう。
①チルド便で送るので送料が余分に掛かる。 ②お供の働き蜂が多く、その分価格が高くなる。 ③女王蜂を季節問わず出荷できるが、オス蜂が居ない時期に女王蜂を出荷すると無王群が発生する(他群へ合同が必要)。
個人的な意見ですが、通常6500円前後の女王蜂がチルド輸送なら10000円前後に成ってしまうと思います。 また、真夏などの女王蜂が貴重な時期(女王蜂を作れない時期)は、プレミア価格になりそうです。