2017年3月18日、曇り雨です。未交尾女王蜂を群へ放してから10日経ったのでニ母交尾箱を内部検査しました。
通常、未交尾女王蜂は羽化してから6~10日で交尾飛行へ出かけます。 交尾飛行に失敗し、死ぬ事も多いです。
右側(赤丸)の群の女王蜂が居なくなっていました。 死因は不明です。 | |
右側群の働き蜂も減り、巣脾枠がスカスカになっていました。 | |
対照的に反対の群(左群)は、働き蜂が2倍ほどに増えていました。 女王蜂が居なくなった右群から働き蜂が移ってきたようです。 | |
左群の女王蜂です。 交尾したかどうかはまだ不明です。 | |
右群の巣脾枠を左群に与え巣箱を閉めました。 このまま一週間ほど様子を観ます。 | |
ここは東村の新養蜂場です。 この場所は蜜源植物が乏しいようで、砂糖を大量に給餌しないと働き蜂が全く増えません。
花粉源植物はそこそこありますが、養蜂に適した場所とは言えません。 周囲に養蜂家が一人も居ない原因は蜜源不足だと思いました。 ここで30群は増やす予定でしたが無理そうです。 |
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新養蜂場の砂糖水給餌には、共同餌場を使用しています。 今はスズメバチが居ない季節なので、餌場をスズメバチに強奪される事はありません。 | |
40~50%砂糖水を20kg与えてますが、三日ほどで飲み干します(9群飼育中)。 |
新養蜂場には蜜源植物を沢山植えて、地道に養蜂に適した場所に変えていく予定です。 現在、タイワンモクゲンジの苗を生産中です。ビービーツリーの種は植えて1カ月経ちますが、まだ発芽しません。