2015年5月7日、沖縄は曇りです。 沖縄は雨期入りしそうです。ついでに台風も沖縄に接近しています。 今年は来るのが早いです。
現在、中国から養蜂道具を買う機会は激減し、ほぼアメリカからです。 理由は、中国通販が色々やば過ぎるからです。 (日本やアメリカの通販がしっかりし過ぎているとも言えます。)
しかし、ちょっと気になる養蜂道具があったので試しに購入してみました。
今回お試しで注文した物は、箱の下に散らばっている王椀です。(他の物も序に注文してます。)
流石、中国通販です。 こんな状態で送ってくるなんて・・・本当に凄いです。 ラジコンヘリのパーツ等を中国通販で買う事が多いのですが、①注文したものが届かない。②注文してないのに物が届く。③粗悪品が多い。と三拍子揃っています。 中国通販は、安さのみが取り得です。(円安の影響で、その旨味も減りつつあります。) |
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王椀が入っていたと思われる袋には穴が開いていました。
送り主が雑に梱包しているのか・・・税関職員の仕事が粗いのか・・・謎です。 |
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試しで購入した王椀は、女王蜂生産キット用の物と酷似しています。
実は、この中国の大手養蜂道具メーカーがOEMでアメリカのMANNLAKE社に卸しているのかな? と思い注文した次第です。 |
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しかし、現物を見比べましたが、どうやら製造元ではなかったようです。
まあ・・・OEM製品を製造元が勝手に販売すると法的に問題がありますが(笑) |
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王椀の色やサイズ等は明らかに酷似しています。 模造品?の方が、オリジナルより作りが雑で0.2mm程高さがあります。 | |
MANNLAKE製の王椀受けには、きっちり入りました。 これなら代用品として使えそうです。
日本の大手養蜂園で売られている王椀は、この王椀受けにきっちり入らないです。 |
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王椀の縁が欠けている物が1割程混じっていましたが、使用上の問題は無いでしょう。
次、養蜂場に行った時に代替品になり得るか試しに使ってみます。(アメリカ製の王椀は高い為) |
女王蜂生産実験の最後の締めとして、二日連続して養蜂場に行きたいのですが中々予定が取れません。 なんとか1日で全ての作業を行えないか考え中です。
群が大きくなりミツバチが増えてくると、分蜂用の王台が巣枠の隅っこや下の方に頻繁に作られます。(俗にいう分蜂熱) 「なぜ巣枠の隅や下の方に王台を作るか?」という問いに答える論文がありました。
答えはシンプルで、「ミツバチの密度が高くなると、女王蜂は巣枠の隅にほとんど行かなくなる。」からだそうです。 通常、女王蜂は巣の中を徘徊しフェロモンを撒き散らしていますが、郡が大きくなる(ミツバチの密度が上がる)と巣枠の隅のほうには余り行かなくなり、女王蜂の影響力が下がった場所(巣枠の隅・下部)で王台作成が開始されるという流れです。