2015年4月15日、沖縄は晴れです。 最近は、寒かったり暑かったりで気温の変動が激しいです。
現在、どうやって手間を掛けずに女王蜂を量産できるか色々試しています。 副業養蜂家の自分には養蜂をのんびりしている時間がありませんし養蜂場にも定期的に行ける保証が無いのもキツイです。
今は、一番手間が掛からない自然王台・変成王台切り取り方法で増群していますが、もうちょっとスマートな方法に移行できないか試行錯誤しています。
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現在、候補になりえる女王蜂生産方法は二つあります。
まず一つ目は、変成王台→移虫王台→変成王台→移動王台・・・と2段階に分けて王台を継続的に回収する方法です。 まず、6枚群を3枚群に分割します。 |
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無王群の方の3枚群に変成王台が2~4個作られます。 これを7~10日後に切り取り使用します。
変成王台が全て無くなった無王群に、移虫王椀を10個ほど与えて更に王台を作らせます。 |
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女王蜂になれる卵・幼虫・王台が無い状態で、移虫王椀を与えると6~8割の歩留まりで王台化してくれます。 |
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作られた王台を全部回収したら、次は卵・幼虫・蛹が大量の巣脾枠を追加で1~2枚与えて、また変成王台を作らせるという方法です。(働き蜂の補充も兼ねる)
更に手を抜くなら、移虫王椀を使わず巣脾枠だけの追加になります。(変成王台のみ回収できる) |
上記の方法で、1群から7~10日おきに3~8個の王台を回収できる事になります。 継続的に3~8個の王台が入手できるのは大きなメリットです。(無王群や交尾失敗群等に配れる)
注意: 小さな群に王台を沢山作らせると、後々自分達で王台数を調整しだすので作られた王台は早めに回収したほうが良いです。(3枚群なら2~3個残して他を破壊する事があります。) 弱群は気温の低下にも激弱なので、気温が下がりそうなら早めに王台を回収して下さい。
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海外養蜂家の方の女王蜂生産方法を、自分なりに少しアレンジしてみました。
どうです? 長い巣箱でしょう? |
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これは出荷用の巣箱を二つくっ付けただけです。海外ではSWARM BOXという名称みたいです。
底が深いので、ミツバチを振り落としても上まで上がってこず騒ぎにくい仕組みになっています。 |
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移虫用の王椀枠も用意しました。 |
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9枚巣箱と比べた写真です。 大きさ・高さの違いが一目瞭然です。 |
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長い巣箱を、養蜂場の奥の方に配置しました。
この巣箱に、他群からミツバチを補充します。 |
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この9枚群から6枚巣枠分のミツバチを、長い巣箱に移す事にしました。 |
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この状態の巣枠を6枚分です。 |
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無王群を作る必要があるので、女王蜂を探して長い巣箱に移さないようにします。
しかし・・・本当に黒茶色の女王蜂が多くなったと感じます。 カーニオラン種のオスと優先的に交尾してるとしか思えないほどカーニオラン遺伝子が広がっています。 もしかしたら、他の養蜂家が近くでカーニオラン種を大量飼育しているのかもしれません。 |
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長い巣箱にミツバチを振り落としました。
巣箱が長いのでミツバチが騒がず確かに便利です。 |
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砂糖水を与えて巣箱をしめます。
巣箱の構成は、巣礎枠1枚・巣脾枠1枚・移虫王椀用巣枠1枚となっています。 |
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本来なら、このままミツバチと移虫王椀を一日監禁して強制的に移虫王椀を王台化させるための巣箱です。 この方法だと王台歩留まりが最高に良いらしい。
自分は連日して養蜂場に来る事ができないので、ミツバチを監禁する事はできません。 |
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今回は、試しに若いミツバチだけ集めたかったので、巣門を開いて外勤蜂を元の巣箱に戻します。 |
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外勤蜂が戻るまで3時間ほど放置しました。
待ち時間の間は、山でパンツ一丁になり、スーツに着替えて仕事に戻りました。 |
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3時間後の内部です。3割ほどのミツバチが残っていました。 残っているのは外部記憶が無い若いミツバチです。
若いミツバチは、粘っこいというイメージがあります。(お互いにくっついて鎖のようになる為) |
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このSWARM BOX方法だと2時間ぐらいで群れが「自分達は無王群」と認識するようで・・・他の方法よりかなり早く移虫王椀を与えられるようです。
この無王群としての認識の早さに注目しています。 |
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テキトウに幼虫を選んできました。 |
事件は移虫作業中に起きました。
中国製移虫針のバネが急に飛び出し、移虫針が正しく動かなくなりました。 他の物を持ってなかったので一大事です。 中華クオリティー恐ろしすぎます。 もうやけくそで移虫しましがた・・・・幼虫が潰れてるっぽい・・・ |
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いつもはトキのように穏やかな私もついに怒りました。 この糞移虫針め! 食らえ! 北斗有情拳! |
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移虫できません!・・・では済まされないのが浦添養蜂園の恐ろしいところです。
兎に角、使える幼虫を無王群に与える必要があるので、幼虫がいる巣脾を一部切り取りました。 |
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かなりテキトウに巣枠のワイヤー部分に巣房内の幼虫が下になるように取り付けました。 |
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とりあえず、全てをセットして巣箱を閉めました。
赤○の巣枠が人口王椀がある物です。 赤矢印は切り取った巣脾の一部です。 テキトウすぎるので・・・正直、どうなるか解りません。 |
この実験では、「無王群としての認識の早さ」を試しています。 無王群認識が早いなら3時間程で人口王椀受け入れ群作成+移虫作業が終わる事を意味しています。
訂正: ミツバチは50分ほどで無王群と認識しているそうです。