2015年3月30日 沖縄は晴れです。天候が良く20度超えの暖かい日が続いています。 今は、ミカンの開花期で全群の増勢が著しいです。
放置されていたカイジ群です。ミカンが開花しているので、多くの外勤蜂が頻繁に出入りしています。 | |
カイジ群は6枚満群までもう少しです。あと一週間ほどで満群なりそうです。
想定より速い増勢です。 |
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働き蜂の密度もかなり濃くなっています。 | |
無駄巣を大量に作っていました。
この無駄巣があるスペースは7枚目の巣枠をギリギリ入れる事ができないので・・・完全に巣箱の設計ミスです。 次に巣箱を生産する時は、巣箱の幅を1.5cm程短くして無駄巣を作れるスペースを消す事にします。 |
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各巣枠の状態を内部検査でチェックしました。 | |
6枚中、5枚の巣脾枠が卵・蛹・蛹でびっしりでした。
うーん・・・もう、飼育記録は終わりでいいんじゃないかな? これ以上働き蜂が増えたら、分蜂防止の為の内部検査が面倒なだけだし。 |
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カイジ群の飼育記録、終わっていいかな~?
カイジ:私は一向にかまわん。 |
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カイジさんの了承がとれたので、群を分割する事にしました。
適当に巣枠2枚を空の巣箱に移しました。 カイジ女王蜂は元の巣箱に残しています。 |
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この新しく作った無王群は、2~3日すると女王蜂を作り始めます。 新しい女王蜂が交尾に成功したら、この群を室内養蜂実験に使用する予定です。 | |
隣のカイジ群に戻ってしまう働き蜂の事を考慮して、多めに働き蜂を投入しました。
戻る働き蜂が多すぎて、巣箱内部がスカスカになってしまったら他群から余剰ミツバチを持ってきて投入予定です。 |
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砂糖を与えて終了です。 この無王群が有王群になるのは3~4週間後です。 | |
巣枠を2枚抜いたカイジ群には、新しい巣礎枠を一枚与えました。
今は増勢期なので、5月中旬には6枚群に回復しているでしょう。 今回は面倒だったので無駄巣を放置しました。次の機会に取り除きます。 巣枠を2枚抜いたので、無駄巣をこれ以上拡張する余力は無いでしょう。 |
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今回作った無王群は、以前全滅してしまったオラフ群があった場所に置いています。
カイジ群はカーニオラン種の濃い遺伝子をばら撒く使命がある為、あと1~2年ここで飼育する予定です。 |
ミツバチ飼育記録をやっと終了する事ができました。 一番初めの虎次郎群から計算すると約2年も掛かりました。 この2年で、私の文章力と養蜂力はずいぶん向上したような気がします。
これからは、ミツバチ飼育の可能性を広げる実験を中心に頑張りたいと思います。