2015年3月9日 曇りです。 去年10月から12月のGDPがプラス1.5%に下方修正され、2014年は0.03%のマイナス成長になりました。消費税増税の威力すげ~ 増税で景気が良くなると言っていた学者もいましたが、見事に外れたようです。
さて、温度ロガーが戻ってきたのでさっそくデータを解析してみました。まずは下記の温度変化のグラフをご覧ください。 輸送時の最高温度は3月6日夜9時の30.15℃です。最低温度は3月8日夕方6時の15.38℃です。
行き船内時の沖縄の最高気温は19.6度、お客様の地域の最高気温は15.5度です。
戻り船内時の沖縄の最高気温は20.9度、お客様の地域の最高気温は20.0度です。
行き船内温度が30度近くになっているのがグラフから分かります。行きと戻りの船内温度に大きな差があり、蒸殺が起きたり起きなかったりする原因はコレだと思います。
グラフから推測できますが、陸路時は外気温に+3~5度程度ですが、海路時は+3~10度と温度差が非常に大きいです。
このグラフから小~中規模蒸殺の原因を推測しますと、運悪く船内(貨物室)の熱くなる場所に置かれたミツバチが換気の為に騒ぎ一部が力尽きたと私は考えています。
船便輸送(ゆうパック利用)の蒸殺対策は・・・巣箱内部の放熱を少なくする為に3枚群を2枚群にしたり、可能なら巣箱を換気口だらけにする位でしょうか? もしくは真冬のみの出荷にしたりと、海路時は蒸殺しない工夫が空路・陸路より必要だと今の所感じます。(ミツバチの輸送に特化した船は省く。)
今週、また同じお客さんに3群出荷するので、2回目のデータを見てから色々考察しようと思います。今週の出荷には間に合いませんが、温度ロガーはもう一つ追加で購入予定です。やはり、外気温と巣箱内部の気温の2箇所のデータが最低でも必要と感じています。