2017年4月26日、曇りです。 女王蜂マーキング道具を試しに仕入れてみたので、実際に使ってみました。

女王蜂マーキング道具を使ってみた
植えてから2カ月ほど経つビービーツリーですがまだ芽がでません。

タイワンモクゲンジは発芽率が30%程と高く、成長も早いです。

ビービーツリーは大きく成長した木を浦添市で発見したので、秋ごろ種を大量に取ろうと思います。

ビービーツリーは寒さに耐性があるので、タイワンモクゲンジよりも本土向けだと思います。

産卵調整籠を使用している方から製品レビューを頂きました。

「産卵調整籠内にも王台が出来るので使用を止めた」との事でした。

はっち@宮崎様も西洋ミツバチ掲示板に書いていましたが、産卵調整籠は使いづらい養蜂道具のようです。

今回仕入れた女王蜂マーキング道具です。

マーキング用のペンは、ポスカ(白)を使用しました。

使い方の図です。

まず、女王蜂を捕まえ筒の内部に入れます。

女王蜂を入れたら蓋をします。
棒を押して女王蜂を蓋部分に軽く押し付けます。
女王蜂を動けないようにしたら、蓋の隙間から女王蜂の胸部にポスカで印を付けます。
女王蜂に塗った塗料が乾くまで、そのまま数分放置します。

塗料が乾いたら、筒の蓋を外し女王蜂を群へ戻します。

実践です。

まず、女王蜂を筒の中に入れました。

養蜂初心者の方は、女王蜂を捕まえて筒に入れる作業が一番難しいと思います。 私は女王蜂の羽をピンセットで摘んで筒に入れています。

女王蜂の押さえつけは上手くできましたが・・・ポスカの塗料が多く出てしまい女王蜂の至る所に付いてしまいました。
こんなに至る所に塗料が付いては・・・不良女王蜂として群から追い出される事になると思います。

この道具は、マーキングに少しテクニックが要ります。

2匹目はポスカを少しだけ付けるようにしたので、無事マーキングが出来ました。
少しズレてマーキングされていますが、問題無いでしょう。
マーキングに使うポスカは、一番左側の極細を使うと良いでしょう。真ん中の物でもマーキングできますが、女王蜂に無駄に塗料が付きやすいです。

一番右側の太いペン先では蓋の隙間に入らず使えませんので注意して下さい。

ポスカの色は自分が好きな色を選んでください。 一部の養蜂家は、年ごとにマーキングする色を変え、いつ作った女王蜂なのかを認識できるようにしています。



個人的な評価

100点満点中75点です。 養蜂初心者の方でも簡単にマーキングが出来ると思っていましたが、想像以上にテクニックが要りました。 養蜂に慣れている方が使えば、効率よく女王蜂をマーキングできます。

この女王蜂マーキング道具は、一度筒に女王蜂を入れてしまえば塗料の乾燥までゆっくり作業できる点が優れています。 また、炭酸ガス法と比べ準備する道具が少ないです。

女王蜂のマーキング難易度的には、炭酸ガス法(一番簡単) ・ 今回の道具(普通) ・ マーキング専用の道具無し(難しい)、となりそうです。

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