2017年4月01日、曇りです。 出荷した群に蒸殺が起きてしまいました。空輸で蒸殺が起きたのは初めてです。
蒸殺が起きると養蜂家は大損です。 しかし、東〇の損失に比べれば屁みたいな損失なので気にしない事にしました。 新人養蜂家として「チャレンジ精神」を忘れずに対策案を考えてます。
お客様が送ってくれた写真です。 | |
生き残りは殆ど居なかったそうです。 | |
蒸殺したときに起こる巣脾枠の破壊が見られます。 | |
巣礎シートは変形しています。 |
今回の蒸殺の原因は「輸送中に巣箱の上部換気口を塞がれた」事だと推測しています。 私の出荷巣箱には大きな換気口が、巣箱横と巣箱上部にあります。 特に上部換気口は、熱の排出口として大きな役目を果たしています。
上乗せ厳禁のシールを貼っているのですが、引っ越しシーズンなので完全には守られてないのでしょう。
現在、巣箱の上に何か障害物でも置こうかと考えています。これなら上に物を乗せられても隙間を確保でき、換気口が完全に塞がれてしまう事は無いでしょう。
改善案は下記になります。
巣箱上部の障害物が邪魔だという理由で、巣箱を横に倒されて更に被害がでる可能性も捨てきれませんが、次はこの方法で発送します。 運送者の余裕が無くなる引っ越しシーズンとミツバチの出荷が重なっているのも輸送が雑になる要因です。