2016年9月26日、沖縄は曇り~大雨です。台風17号は沖縄本島から逸れましたが、風がとても強いです。
現在、有効なオオスズメバチ対策を掲示板にて複数の方と検討中です。沖縄県にはオオスズメバチが生息していないため実施テストはできませんが、他の方の補助的な事が出来たら良いなと思います。
①巣門前に捕獲器を付けていても多少の被害がでる。②巣門付近を網等でガードするだけでは根本的な解決にならない(オオスズメバチが巣門付近に陣取る為)。③オオスズメバチが多い地域では、被害を抑えるのが難しい。④西洋ミツバチは日本ミツバチと違い、オオスズメバチに特攻するので被害が拡大する。
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沖縄南部で飼育している9枚群を実験に使用しました。
沖縄南部はスズメバチがとても少ないです。 |
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準備したものは、1.継箱、2.巣門作り板、3.最下段の空箱(前面開放型)です。 |
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こんな感じで組み立てました。巣門は、空箱の一番奥上になります。 |
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継箱に9枚群を移して終了です。 |
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ミツバチは継箱下部から出入りするようになります。 |
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移した直後は、ミツバチが巣門を見つけられず大騒ぎしていました。 |
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45分程経過すると、ほとんどのミツバチが巣門を発見し、騒ぎは無くなりました。
この巣門までの空間部分に、オオスズメバチトラップ等を仕掛け、オオスズメバチと門番蜂が接触しないようにすれば、被害を最小限に抑えられるではないか?という案です。 ミツバチの出入り動画はこちらです。 |
このまま一週間ほど様子を見ます。 他の方も独自の方法を色々試行錯誤しています。
下記の写真は、共有餌場の最近の様子です。コガタスズメバチが大量に掛かっていました。 実験が終了し役目を終えた共有餌場をスズメバチ捕獲器として使用するために、スズメバチ誘引液を空き缶に入れて共有餌場内部に置いてみました。コガタスズメバチが誘引されるか注視します。