2015年6月14日、沖縄は晴れです。 沖縄は雨期が終わり、暑い晴れの日が多くなりました。

今回は自作巣箱の紹介です。出荷用・4枚用・7枚用・10枚用(継箱有り)の計4種類です。どの巣箱も実用に耐えうる性能を持っていると思っています。

主に定置養蜂用の巣箱です。 頻繁に巣箱を移動させる方には向いていませんのでご了承下さい。 材料費も記載していますが、あくまで目安です。(お住まいの都道府県により資材代は変わります。) 確実に言える事は、大量につくれば資材ロスが少なく安くなります。

スズメバチが多い地域では、巣門にスズメバチ捕獲器が設置できるように寸法を合わせて下さい。

シンプル巣箱シリーズ

4枚用巣箱
材料費:1300円前後

巣枠が4枚入る小型巣箱です。一時的に弱群を飼育したり、女王蜂を量産する時に使用します。

給餌トレイを巣枠の上に置けるように、高さのある巣箱になっています。

出荷用巣箱は、更に寸法が小さくなります。空輸する場合は、巣箱の足を取り付けません。

7枚用巣箱
材料費:1600円前後

巣枠が7~8枚入る中型巣箱です。 10枚用巣箱と比べ場所を取らないので使い勝手が良いです。

給餌トレイを巣枠の上に置けるように、高さのある巣箱になっています。

増群を目的とするならベストな巣箱です。強群の飼育は出来ないので、蜂蜜目的の方には向いていません。(自分は主にこの巣箱を使っています。)

10枚用巣箱
材料費:2000円前後

巣枠が10枚入る大型巣箱(標準巣箱)です。 強群を飼育する時に使用します。

巣箱の高さを低くしているので、巣枠の上に給餌トレイを置く事はできません。 給餌枠を使用して下さい。

強群を飼育するのに適した巣箱です。 主に蜂蜜目的の方が使用します。(越冬時にも使用)

10枚用巣箱の継箱
材料費:1400円前後

10枚用巣箱に継箱を乗せると、更に強群化できます。

上記の巣箱の組み立て方は全て同じです。 組み立て方はこのページの「巣箱組み立て」を参照して下さい。

巣門や換気口は、養蜂している地域に合わせて設置して下さい。(寒い地域では少なく、暑い地域では多くします。)

各巣箱の図面




巣箱を自作する際は、工具の扱いに注意して下さい。ベニア板を使用する場合、出荷用以外は耐水ベニアを使用して下さい。(12mm厚のコンパネが頑丈でお勧めです。)

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