2015年3月14日 晴れ~雨です。 3月10日に出荷した3群は問題なく届いたと連絡を受けました。温度ロガーは3月14日に戻ってきました。
今回は一つ余っていたダンボール巣箱も混ぜて出荷しました。
ダンボール巣箱を使用して蒸殺した事は、一度しかありません。(船便輸送時) |
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巣箱上部の換気口を更に6個追加しました。 取扱注意のシールも張りました。
温度ロガーは前回同様、巣箱にテープで貼り付けました。 |
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話は変わりますが、沖縄はずいぶん暖かくなりミツバチの増勢が凄いです。 今年は、暖かくなるのが2週間程早いような気がします。
画像の様に巣箱の蓋に働いていないミツバチが溜まりだすと分蜂の注意が必要です。 |
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この六枚充満群は、分蜂対策として有子巣脾枠を2枚抜き取り、空巣脾枠を2枚追加しました。
春はミツバチが増え分蜂しますので、内部検査をキッチリして王台を徹底的に潰しましょう。 私のように面倒臭がりな方は、予め群分割をしてミツバチの分蜂熱を下げましょう。 |
温度データ分析の前に出荷内容を説明します。(送り先は同じ+船便) *3月5日と3月10日の温度を測っています。
2月20日(3枚群×3群 出荷) → 2月22日(受取) 蒸殺無し(那覇平均気温(2月21日):18.4度
2月25日(3枚群×2群 出荷) → 2月27日(受取) 蒸殺有り(那覇平均気温(2月26日):21.9度
3月05日(3枚群×2群 出荷) → 3月07日(受取) 蒸殺有り(那覇平均気温(3月06日):18.3度
3月10日(3枚群×3群 出荷) → 3月12日(受取) 蒸殺無し(那覇平均気温(3月11日):14.1度
蒸殺有りと表示していますが、全滅では無く軽~中程度の蒸殺です。
では、今回の蒸殺無しの輸送中の温度を見てみましょう。(3月10~12日)
今回は船便輸送中もで22度前後で安定しています。船から降ろした後に急激に温度が上下していますが、これは陸路か室内だと考えられます。一時的に30度近くまで上がっていますが、短時間だったので問題なかったようです。
下記は蒸殺が起きた時の輸送中の温度です。(3月5~7日)
軽い蒸殺が起きた時は船便輸送中に28~30度の状態が長く続いています。輸送コンテナ内の温度が上昇すると、巣箱の換気効率が悪くなるのも影響していると思います。(巣箱から熱気が排出されずらくなる。)
上記の二つのデータから、①外気温は低い方が蒸殺は起き難い。②30度前後の温度が続くと蒸殺(騒ぎすぎて力尽きてる?)が起きる可能性がある。 と信じる事にしました。
更にデータを元に考えると、輸送中は外気温に+10度くらいは変動があるようなので、「ミツバチをゆうパックを使って輸送する時は、気温が20度を超えてきたら要注意。」と信じる事にします。(特に船便はリスク高い) 蒸殺の件は、もう少しデータを貯めてから一気にまとめようと思います。
あたりまえ~ あたりまえ~ あたりまえ出荷~
暑い時に~ミツバチ出荷すると~~~
蒸殺する! あたりまえ出荷~
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