2015年1月10日 沖縄は晴れ/曇りです。休みを利用して全群(現在40群)の内部検査をしました。 いつもは40分程度で作業が終わりますが、今日は丁寧に作業したので2時間近く掛ってしまいました。 しかし、養蜂を始めた頃は50群で5~6時間は掛っていたので大した進歩です。
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カイジ・オラフ群です。 カイジ群にダニは居るでしょうか? |
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カイジ群です。 |
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内部検査の結果、貯蜜・花粉・卵・幼虫・蛹量とも健全でした。 群に勢いがあります。 |
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カイジ群は順調に増えれば、1月中には巣箱満群(6枚群)に成りそうです。 |
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ダニは・・・居ました。 巣箱の底に50匹位落ちていました。
うーん 結構寄生されてたのね・・・ ダニ駆除剤が効かない蓋がされた巣房内にもダニが居るでしょうから、トータルではもっと多くのヘギイタダニがカイジ群に潜んでいる可能性があります。 |
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カイジ群に関しては、ダニ駆除が早かったので増勢には問題ないでしょう。 新しい麻布に交換して餌(砂糖+フィードビー)を与えました。 |
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オラフ群です。巣門からは外勤蜂が出入していました。 |
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二日前に与えた砂糖に食い付いている働き蜂が一匹もいません。 大丈夫か? この群・・・ |
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オラフ群の全貌です。 |
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産卵が始まっており、大量の卵が巣房内に確認できました。現在残っている働き蜂の寿命が尽きる前に、新しい働き蜂の羽化が間に合うかが群の存亡を左右します。 |
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こちらも新しい麻布に交換しました。 |
全群(40群)のダニ寄生率ですが、想定よりかなり低く巣箱底にダニの死骸を発見できた群はカイジ・オラフ群を含め4群だけでした。(群のダニ寄生率10%) また、オラフ群ほどダニが大量繁殖していた群は無く、巣箱の底にダニの死骸が10~50個落ちている程度でした。 なぜオラフ群だけ突出して大量のダニが繁殖していたかは謎です。もしかして・・・ダニに弱い群?
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出荷で空になった巣箱を一ヶ所に沢山置いていました。 |
ちょっと整理しようと空巣箱を動かしていました。
ふと足元も見ると・・・ハブが居ましたよ。 なんと、足元に居るハブに気づかず作業していました。 |
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とぐろを巻いています。 これは怖い。
しかし、気温が低くハブが全く動かなかったので咬まれずに済みました。 一応、ハブ対策に長靴を履いているので、咬まれても多分大丈夫です。 |
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おらー! 養蜂家(副業)をナメんなよー!
こんな事もあろうかと、養蜂場に常時網を置いています。(スズメバチ捕獲用ですけど。) |
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ハブ 獲ったどーーーーー!!!! |
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奄美大島の養蜂家の方が「ハブは売れる」と言っていたのを思い出しました。
適当な入れ物が無かったので、仕方なく小さな巣箱にハブを移しました。 |
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生け捕り成功です。 1000円位で売れるのかな? |
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ヤンバル野生生物保護センターに持って行きました。
「ハブを買ってくれ」と尋ねた所、買い取りはしてないと言われました。 「食ったら美味しいよ。」とアドバイスを受けましたが、食べる気にもなれず・・・ 最終的にハブは、保護センターに任せる事にしました。 うう・・・、時間とガソリン代が無駄になりました。 |
今回の件は、ハブが住み着き易い環境を作ってしまったのが問題です。 養蜂場を整理整頓してハブが来ないようにしようと思います。 (空巣箱は養蜂場に放置しない方が良いみたいです。) 人間とハブの生活圏が重なると、お互い不幸にしかなりません。
2015年1月13日追加: 保護センターに任せたハブは、自然に放流したとの事です。 捕まえたハブは、「姫ハブ」という非常に大人しいヘビで毒はありますが咬まれても血清治療は必要無いとの事です。 外来種の珍しいハブは時々は、ハブセンターで買取しているみたいです。