2014年11月6日 沖縄は晴れです。涼しさが増し、半袖半ズボンでは寒くなってきました。
今日は仕事の関係で、養蜂の作業時間が30分程しか無く全群(37群ほど)に簡易内部検査+給餌出来るか不安でした。 しかし、超スピード内部検査+給餌法を苦心の末閃き、25分程で作業が終わりました。
超スピード内部検査+給餌法と言っていますが、やる事は至って単純・・・蓋を開けてミツバチが攻撃してくる前に群の状態を簡易把握し、給餌トレイに砂糖の塊を投げ込んで蓋を閉める・・・だけです。
経験上、攻撃的な群(刺激に敏感な群)は蓋を開けてから2~3秒で少数の斥候蜂が襲ってきます。(大人しい群は刺激に鈍感なのか、全く攻撃してこない群も居ます。) 逆に考えれば・・・3秒以内に巣箱を閉めてしまえば、少数の斥候蜂の攻撃を受けるだけで済みます。 詳しいミツバチの攻撃パターンは、下記の図を参照して下さい。
敏感な群で②~⑤までの所要時間は2~3秒です。 注釈①: 巣箱を開けた瞬間に蜂が襲ってきた時は、巣箱を開ける振動で群が既に警戒モード(④)に成っていた時です。 注釈②: 経験のある養蜂家なら、群を一目見れば群の健全性(ミツバチの密度で判断)は少し解ります。(王台の有無判断は無理です。) 毎回、この方法だと問題ありますが、時間が無い時にお勧めの方法なので、皆さんもご活用ください。
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蜜源植物が回復しました。よかったです。 |
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超スピード内部検査+給餌法について
上記でも説明していますが、巣箱を開ける前に余計な振動を巣箱に与えないでください。 振動で内部のミツバチが警戒モードだと・・・巣箱を開けた瞬間、ミツバチに襲われる可能性があります。 |
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巣箱をあけた瞬間です。 次にミツバチが一斉に警戒態勢に成るか否かは群の性質・状態に依ります。
警戒心が強い外勤蜂が巣箱内部に多い時(天気が悪い時)は、警戒モードになり易いです。 |
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鈍感な群だと、巣箱を開けても殆ど反応せずミツバチが巣枠内に逃げていきます。
警戒モードを判断するには、巣枠上部のミツバチの興奮した動きと羽音を見逃さない事です。 補足: 煙を使うとミツバチの警戒モードを解く事が出来ます。 |
極力煙を使わない私は興奮した大量のミツバチが刺そうと纏わりついてくるとイライラするので、素早く作業していますが・・・強固な防護服を着けているなら興奮したミツバチ達に包まれながら作業するのもアリ?です。 煙を使わずダラダラ作業していると、蓋を閉める時も多くのミツバチを潰しながら閉める事になるので注意して下さい。(ミツバチの興奮に関しては、煙を使えば全て解決します。)
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カイジ群(左)、オラフ群(右)です。時間が無かったので写真数は少なめです。 |
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カイジ群です。蜜源植物が回復したので、外勤蜂が多く出入していました。 |
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カイジ群に砂糖を放り込んで終了です。巣箱を開けてもカイジ群は警戒モードに成らず大人しかったです。 |
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オラフ群です。カイジ群同様に外勤蜂が多く出入していました。 |
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オラフ群は少し警戒モードになってしまったので、砂糖を与え写真を撮った後素早く巣箱を閉めました。
写真を撮りながらだと、素早い作業が出来ないのが難点です。 |
日銀のサプライズ金融緩和のお陰で、金融資産の20%が含み損中です。 -3836円を越える株価大暴落早く来てくれ・・・。 なんか、世界中がローマ帝国末期と同じような事(お金の価値を減らす)をやってますが、近い将来相当ヤバい事が起きてしまいそうです。