2014年6月17日 沖縄の近くに台風7号があるので風が強いです。天気は曇りです。
最近は湿度が90%前後と高くジメジメしてとても不快です。沖縄はまだ梅雨明けしていませんが、アブラセミが鳴き出しました。
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実験概要は、後で説明します。
今回使う群は、7枚有王群・分蜂熱無し・大きな巣箱です。 |
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産卵用隔王籠にも少し細工をしました。
隔王籠の反対側に通じる穴をガムテープで塞ぎました。これにより卵が産みつけられた王椀を取り出す時、女王蜂が隔王籠の反対側に来る事を防ぐ事ができます。 |
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女王蜂を捕まえて産卵用隔王籠に入れました。群の中央付近にセットしました。
内部に不活化した卵や干からびた幼虫がある王椀を再利用しました。(王椀の再利用は推奨されていません。) |
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王椀をセットする土台用巣枠も画像の様に改良しました。
王椀の土台は10個ほど取り付けています。 |
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使用する時は、このように巣枠間に挟みます。 |
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餌(砂糖+乾燥酵母+クロレラ)は、水分を多めにしました。
経費節約の為、前回実験より少ない量を与えました。(王椀に産卵しなかった場合は、再度餌を多くして再実験します。) |
この実験は「初心者でも簡単に1群から王台を10~15個ほど作れ、使用した群の後処理も簡単」を目標としています。 「飼育群数が少ない初心者に必要な技術か?」というツッコミは無しでお願いします。
キットを使った場合、産卵用隔王籠への女王蜂の出し入れが一番面倒なので・・・今回は女王蜂を産卵用隔王籠に入れ続け有王群のまま王台を作らせる予定です。
有王群に王台を作らせると破壊される事が多いです。(分蜂熱が無い場合) なるべく現女王蜂の影響力を減らして働き蜂達に「新女王蜂が必要」と思わせなければなりません。
現女王蜂の影響力を下げる為に、女王蜂を王籠にそのまま監禁したり給餌枠で群を2分割したり色々試したいと思います。
図で見ると解り易いです。上手く行くかは解りませんが実験自体はシンプルです。
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高い湿度の影響で切り株にキノコが生えてきました。キクラゲっぽいです。 |
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83番と娘の群です。 |
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まず娘の群を内部検査しました。まだ卵を産んでおらず交尾してないようです。
今週は雨が多かったので交尾飛行に行けてないようです。 |
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頑張って娘を探しました。画像中にいます!探して下さい。 |
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赤印が娘女王蜂(未交尾)です。働き蜂なみの大きさで見つけるのに苦労しました。
体色は黒いので間違いなくカーニオラン種です。 |
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貯蜜が少なかったので餌を少々与えました。来週には交尾の結果が出てるでしょう。 |
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83番群です。働き蜂がだいぶ増えてきました。 |
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まだまだ働き蜂を量産中です。これなら簡単に9枚群になりそうです。 |
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83番群は順調ですが、気になる事が1つあります。それは83番女王蜂の腹が小さくなったと感じる事です。
まさか・・・分蜂する気ですか? |
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他の群より、餌を沢山与えている割には貯蜜が少ないです。 |
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巣礎枠を一枚加え、餌を他の群より2倍多く与えました。1kgの砂糖袋をそのまま与えた方が楽な気がしてきました。
固形の餌は除湿効果もあるので、雨が多い期間は特にお勧めです。(弱群の場合はアリに注意) |
6月20日は日本vsギリシャです。相手の方が強いですが・・・なんとか勝って欲しいです。