2014年6月07日 晴天で暑い日です。休日を利用して巣箱を大量生産しています。
今回は色々な巣箱を使ってきた+作ってきた経験を生かし、巣箱の材質・使用年数・釘ネジの耐久性・その他色々を考察しようと思います。
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杉材を買出しにホームセンターに行きましたが・・・駐車場に止めている間にタイヤ側面に釘を刺されました。
予備のタイヤを積んでいない車だったのでレッカーまで呼びました。現場検証、タイヤ交換などで半日近く無駄になりました。 本当に最悪です。 |
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こんな物刺されたらどんなタイヤでもパンクします。警察に被害届だしましたが、証拠が全く無いので犯人が捕まる事は無いでしょう。
車両保険に入っているので、費用は掛らないと思っていましたが、タイヤだけの被害の場合は補償対象外らしく一万円近く出費しました。(タイヤ側面は修理不可能で全変えになります。) 正直、車に傷付けられた方が保険が効くので良かったです。 まあ、犯人はそれを解っててタイヤを狙ったのかもしれませんが。 皆さんも車を駐車する際は、人通りが多く監視カメラがある場所に止めた方が良いですよ。 |
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話を巣箱に戻します。
巣箱の材料は、杉板一択だと思います。合板は少し安いですがとても重いです。 3年使っている杉の巣箱に問題が起きた事はありません。(ペンキ・防腐剤処理無し・日よけの板あり。) |
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現在、ネジはステンレス製を使っています。単価は亜鉛メッキ処理された鉄製の2倍しますが錆びません。
鉄製の釘やネジは、1~2年すると錆びて劣化していきます。 ただ、鉄ネジがボロボロなったら再度新しいネジを打てば良いだけなので鉄製も捨てがたいです。 太い釘・ネジの方が、板の保持力・耐久性が高いですが打ち込む際に杉板が割れやすいです。 |
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巣箱を自作する場合、杉板のカットは購入したホームセンターにお願した方が良いでしょう。カット代金が少し掛りますが、綺麗に切ってくれますし木屑の掃除もしなくて済みます。
工具類を豊富に持っている方は、自分でカットしても良いです。 |
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浦添養蜂園の最新巣箱(巣枠6枚用)はコレです。去年作った2013年バージョンを少し改良しました。
・巣箱の幅を1cm小さくしました。 |
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巣門の大きさについて
巣門の大きさは、8枚群程度なら5cmもあれば十分だと感じます。 6枚満群でも2cmの巣門で問題無く出入していますが、夏など暑い季節は換気が良い巣箱でないとキツイです。 |
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巣箱の上部換気口について
巣箱上部の換気口は、内部の熱を逃がし易いので巣箱輸送時や真夏に非常に有効です。(熱気は上昇する性質がある為。) 巣箱を頻繁に移動させる方や、沖縄のように暑い期間が長い地域では設置した方が良いでしょう。 寒い季節はテープで換気口を塞ぎます。 |
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巣箱側面の換気口について
西洋ミツバチは巣箱内部の熱気を巣門から外に追い出すように換気するので(日本ミツバチは逆)、巣門の反対側に換気口を設置すると換気効率が良いと思います。 |
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巣枠からフタまで距離がある方が色々便利です。標準巣箱は2cm位しかありませんが、自作巣箱は5cmあります。
フタまで5cm余裕があるので、巣枠の上に給餌トレイやギ酸用トレイ等・・・色々な物を置けます。 欠点は巣箱が高くなる事です。 |
自作巣箱を中心に話しを進めましたが、標準巣箱(杉製・釘はステンレス製)も3年使用していますが全く問題ありません。 巣箱は買うと6000~7000円しますが、長年使える事を考慮すれば高い物では無いと思います。
海外の養蜂家は、動画を見る限りシンプルな巣箱を使っている方が多いです。日本で売られている標準巣箱は、部品数が多く見た目が非常に綺麗です。
巣箱(杉製)は、3年間は問題なく使用できます。(ブロックやコンクリート上に置いた場合) 野外での杉材の耐用年数が4~6年なので、杉で作られた巣箱も同様に4~6年は使えます。(巣箱に雨避けや塗装すると更に長持ちします。)
巣箱に使う釘やネジは、安い鉄製を数年毎に補強しながら使い続けるか・・・又は錆びない高価なステンレス製を使うかの選択肢があります。
考察の根拠: 購入・自作した巣箱で3年以内に壊れた物が1つも無いです。 時々、投げたり地面に叩きつけますが壊れた事はありません。(台風で飛ばされても、巣箱が壊れた事はありません。)