2013年9月5日、虎次郎群と83番群を内部検査しました。融資した餌の使い方を見てみましょう。
門番蜂がかなり増えた虎次郎群です。アリが相変わらず多いので、巣門前でアリを吹き飛ばす作業をしています。 | ||
蜜源植物が少しずつ咲いて花粉も採れるようになっています。 | ||
働き蜂が前よりも更に増えています。2枚群位居ます。与えたハチミツはほとんど子育てに使っている感じです。 | ||
産卵圏も更に拡大中です。 | ||
働き蜂の密度は少し良くなっています。まだまだ気温が高いので、この位の密度でも子育て出来るようです。気温が低くなると、この2~3倍の密度が無いと保温が出来ず幼虫が上手く育ちません。 | ||
虎次郎も元気です。群が大きくなると女王蜂を探す作業が面倒になります。まだ2枚群位なので楽に見つけられます。 女王蜂にマーキングをすると比較的楽に見つけられますが、虎次郎は片足が無いので、もうなるべく触らないようにしてます。余計な事をすると虎次郎が群から追い出されるリスクがあります。 |
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餌を沢山与えていますが、貯蜜は余りありません。高い食欲と繁殖力を持つイタリアンの西洋ミツバチです。 人間が定期的に餌を与えなければ、子育てし過ぎて餌が尽きて餓死しやすいという特徴があります。 | ||
内部検査で巣枠を動かしていると、花粉が良く落ちます。巣箱の底に落ちた花粉を食べている様子です。 | ||
貯蜜が少なかったので、砂糖液を与えました。与えても与えても貯蜜せず育児に投資しているようです。 |
虎次郎群は増勢期です。どんどん増えています。新しい巣枠が必要になりそうです。
83番群の門番蜂数は増えていません。完全に虎次郎群に抜かれました。 | |
働き蜂も前回と同じ位の数です。ほとんど黒いカーニオラン種に成りました。 | |
働き蜂の密度的には、現在の気温だと問題無いように見えますが少し薄いです。 | |
新しく加えた巣碑に中国産ハチミツを貯め込んでいました。できれば産卵用に使ってほしかったです。 カーニオラン種は育児に集中せず、状況に合わせて育児・貯蜜をしているようです。イタリアン種と比べて餓死の危険が少なくなります。 |
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83番が丁度産卵中でした。周りの働き蜂が見守っています。 産卵中の女王蜂は、内部検査時に見つけずらいです。腹が巣房に入っているので働き蜂と見分けが付きません。 83番はマークキングされてるので簡単に見つけられます。 | |
83番群は貯蜜が十分だったので、餌を与えませんでした。貯蜜が十分にある弱群には、餌を与えない方が良いです。余計な仕事をさせると働き蜂の寿命が短くなります。 |
83番群は全然増えていません。もう少し涼しくなるまで産卵を控えてるのかもしれません。